一般的な肺がんの初期症状

「しつこい咳が長く続いている」 ・ 「胸が痛い(胸痛)が続いている」 ・ 「ゼーゼーとした呼吸(ぜん鳴)をする」 ・ 「息切れする」 ・ 「声がかすれる」 ・ 「肩こりや背中の痛みがある」 ・ 「むくみがある」 ・ 「血痰が出た」
特に注意すべき徴候(サイン)「血痰が出た」「たばこを吸っている」
という方は、肺がんの危険が高いため、早急に検査が必要と言われています。
初期症状より重要なこととは?
また上記のような肺がんの初期症状がないからといって安心はできません。なぜなら、肺がんの初期症状は、自覚症状がないことが多いと言われているためです。
とくに喫煙の習慣がある方は、早めの検査が絶対に大切です。早期発見された場合は、治癒する可能性が十分にあるためです。けっして 治らない病気ではないのです。
2通りの検査方法
肺がんの検査を受けるには、お近くの医療機関に行くか、郵送によるスクリーニング検査の2通りの方法があります。医療機関でのガン 検診やドッグは、安いもので2万円程度から行われているようです。詳しくは、お近くの医療機関にお問い合わせください。
郵送によるスクリーニング検査について
ここでは、「病院はちょっと怖い」「忙しくてなかなか病院に行けない」「費用が心配」といった方のために、郵送によるスクリーニン グ検査について説明します。この検査は、通常の病院でも、最初に行うのが一般的なスクリーニング検査です。
郵送で肺がん検診を行うことができます。検査キットを購入 > 自宅で検体物(痰)をとります。 > クリニックへ郵送 > 結果 が送られてきます。
この検査は、「喀痰細胞診」と言われ、痰(たん)の中にあるガン細胞を探すというものです。もしこの検査で陽性となり、がん細胞が 確認されても、原因となる病巣はわかりません。従って、陽性が確認された場合は、精密検査を受けるなどする必要があります。