卵巣腫瘍と卵巣がん:上皮性腫瘍

卵巣腫瘍は他の臓器に比べ、腫瘍種類がとても多いのが特徴です。
ランソウ腫瘍の85%は良性の腫瘍です。
卵巣の主な組織は、卵巣の表面を覆う表層上皮、ホルモン産生する性索間質、卵子のもとになる卵細胞(胚細胞)です。
初生場所による分類で、一番多いのが、卵巣の表面を覆う細胞由来の上皮性腫瘍です。
上皮性腫瘍には、良性腫瘍・悪性腫瘍・良性と悪性の中間の性質を持つ中間群があります。
上皮性腫瘍は漿液性・粘液性・類内膜腫瘍・明細胞がん・ブレンナー腫瘍の5つの細胞型があり、それぞれ性質が違います。
漿液性腫瘍
漿液性腫瘍には、良性漿液性嚢腫(のうしゅ)と漿液性腺がん、があります。
良性漿液性嚢腫(のうしゅ)は、水のようなさらさらした液体が嚢腫の中に溜まります。
粘液性腫瘍
嚢胞(ほうのう)内部にネバネバした粘液が溜まる腫瘍です。
この腫瘍は肥大化することがあり、肥大化した腫瘍がお腹の中で嚢胞が破裂して粘液が漏れ、腹膜炎を起こすことがあります。
類内膜腫瘍
子宮内膜の腫瘍と類似する腫瘍で、良性と悪性の性質を持つ中間群。
明細胞がん
化学療法が効きにくく、手術で取るのが良いと言われています。
ブレンナー腫瘍
多くは良性の腫瘍です。
卵巣がんのうち80パーセントは上皮性のがんです。
はじめのうち自覚症状が乏しいため、2/3は転移した状態で見つかります。
転移のない場合は、手術だけで治ります。
転移のある場合には、手術だけでなく化学療法も併用して治療が行われます。
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胃がんの要注意の食品

コーヒー
一日に1杯~2杯程度なら心配ありませんが、味の濃いコーヒーを何杯も飲むと、おなかの調子を崩す原因になります。ブラックコーヒーを好んで飲む方もいますが、空腹時にはできるだけ避けるようにしたほうがよいでしょう。
食物繊維の多い野菜
食物繊維が多い野菜には、キノコ類、海藻類、タケノコ、コンニャクなどがあります。食物繊維はもともと消化しにくく、よく噛まないまま飲み込んでしまうと、お腹をくだしたり、詰まってしまうことがよくあります。
便秘予防のためにも、食物繊維はできるだけ不足したくない食品です。
大豆
食物繊維も多いので、一部の調理法によっては、消化がよくない場合もあります。豆腐や納豆などは消化も良いので安心して食べることができます。
いか、たこ、貝類
噛みにくいので、そのまま流し込むとよく消化不良を起こします。無理に飲みこむのはよくないので、あまり摂らないのも1つの方法です。
香辛料
香辛料には辛いものもありますが、塩分の摂り過ぎよりは心配ありません。量を多くし過ぎなければ、特に注意すべきことはないでしょう。大量に摂取すると、健康な人と同じように、胃の粘膜が傷つきます。
アルコール
禁酒する必要はありませんが、胃の機能が低下しているので、アルコールがすばやく吸収されるようになります。ビールも、炭酸ガスによっておなかが膨れることがありますが、個人差があります。
肝機能に問題がある方や、糖尿病を患っている方は、お酒は控えるようにしましょう。
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