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前立腺がんが増えた原因

日本で急激に前立腺がんの患者数が増加している原因として、食生活の欧米化が考えられます。
食生活が欧米化したことで高タンパク、高脂肪の食事が増え、それが前立腺がんや前立腺肥大症増加の大きな原因になっているのです。この事は、欧米で前立腺がんの患者数が多いことからも伺えます。
平均寿命が延びたことで高齢者が増加した事も大きな理由の1つです。前立腺がん患者の90%以上は60歳以上であり、ガンの発見も50歳を超えてからがほとんどです。
前立腺は男性ホルモンによって支配されており、高齢化に伴う男性ホルモンの影響が前立腺の病気発症に関わっていると考えられています。
このほか、検査技術の向上によって前立腺がんの患者数が増加した事も考えられます。
前立腺がんの初期には自覚症状がほとんどないために、前立腺がんが発症している事に気付かないケースも多々ありました。
検査技術が向上したことで、前立腺がんが人間ドックなどで早期に発見できるようになってきています。前立腺がんは他のガンと同様に、早く発見できればそれだけ完治の可能性も高くなるのです。
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前立腺がんの症状

早期の症状
全く症状がないことが多い
よくある症状
癌が大きくなって尿道が圧迫されるようになってくると主に排尿に関連した症状が出現します。
排尿困難(尿が出にくくなる)
頻尿(尿の回数が多くなる)
残尿感(尿が出きらない感じがする)
尿意切迫(尿意を感じると我慢できなくなる)
尿閉(尿道が強く圧迫されると尿が出なくなる)
下腹部の違和感
前立腺肥大症に似ていますし、前立腺肥大症も高齢者の病気なので、前立腺肥大症と前立腺癌が両方起こっていることもあります。しかし両者は別の病気であり、前立腺肥大症が前立腺癌になることはありません
進行したときの症状
癌が尿道や膀胱に広がると、排尿に関連した症状に加え、排尿以外の種々の症状が出現します。
血尿(尿に血液が混じる)
頻尿の増悪
尿失禁(尿が漏れる)
水腎症(癌が尿管を押しつぶしてしまうと尿がうまく流れなくなって腎臓が腫れる)
血精液症(癌が精嚢に広がると精液に血が混じることがある)
背部痛・腰痛、骨折
癌が骨に転移を起こすとその部位に痛みを生じることがあり、背部痛や腰痛として感じられたり、手が痺れたりすることもあります。転移をした部分の骨が脆くなると骨折をしやすくなります。
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がんの免疫力は自然治癒力

免疫力が低下すると、ガン細胞が活発になり過ぎて、体内で増殖を続け成長してガンを発症します。
ガンの重大原因の一つは、免疫力の低下といえます。
免疫力が低下してくると、ガンや花粉症、アトピー性皮膚炎などのアレルギー病、風邪やインフルエンザ、糖尿病、リウマチ、さらに脳血管障害やうつ病などが増えてきます。近年では、肥満との関わりも注目され、研究がすすめられています。
さまざまな疾患との関係が注目されている免疫力は、大切なからだを守る大切な機能です。体内には、こうしているいる間にも何億ものウィルスや細菌が侵入しているといいます。
この菌と絶えず闘ってくれているのが免疫力です。免疫力は、20歳代でピークを迎え、その後は加齢と共にに低下しています。
免疫力の低下がもとで起こる免疫病は、現代医学では根治は難しくなっています。このような、全身性の免疫病を招く根本原因は、細胞一つ一つの中にあるミトコンドリアだと言います。
ミトコンドリアとは、ヒトや動物の細胞の中で生命エネルギーを作り出す重要な細胞内の小器官です。生き物の中の一番小さい単位は細胞です。その細胞の中に、呼吸能力のある細菌が入り込んで、共生しているのがミトコンドリアであり、一個の細胞中に800~3,000個もいます。
ミトコンドリアは細胞の中の発電所のようなものです。約60兆個もある人体の細胞は、ミトコンドリアによって行われる新陳代謝によって絶えず新たに作り変えられ生命を維持しています。
ミトコンドリアにもいくつかの弱点があります。その一つは、体が冷えて体温が下がるとミトコンドリアの働きは低下してしまいます。
哺乳動物である人間は、常にほぼ一定の体温を維持する恒温動物で、ばい菌やウィルスが体内に入ってくると、白血球がそれらを捕まえ、ミトコンドリアが熱を出して殺そうとします。
体を冷やして低体温(36.5℃以下)になると、ミトコンドリアの働きが悪くなり、血液中のバイ菌が体内を駆けめぐり、様々な病気を招くことになります。
喉の奥には、扁桃リンパ組織といって、免疫の担い手である白血球を作る器官が集中しています。そのため、口呼吸をしている人は、バイ菌を体内にばらまく原因になります。
口呼吸を続けていると、この扁桃リンパ組織が傷つき、免疫力が低下するといいます。もっといえば、扁桃組織で作られた白血球が口呼吸でバイ菌に感染すると、白血球自体があらゆる組織・器官の細胞にバイ菌をばらまいてしまいます。
ミトコンドリアが元気ならガンも治る
人間の体は、口から肛門まで、さらに鼻や肺・生殖器までも、すべて腸管の一部と考えられます。腸が冷えると、腸管の常在菌が白血球に抱えられて、全身の組織や器官の細胞内にばらまかれる(細胞内感染の)可能性もあります。
バイ菌がどこへ行くかはその人の健康状態によって異なります。バイ菌がすい臓の細胞に行けばすい臓炎、すい臓にある組織に感染すれば、糖尿病になります。
ガンは多種のバイ菌やウィルスによって、ミトコンドリアが障害を受け、細胞が制御を失って増殖する特殊な細胞内感染症といえます。つまり、ミトコンドリアを元気にすれば、ガンは治すことができるのです。
ミトコンドリアを元気にするポイント
口呼吸をしないこと。
冷たい物を摂らない。体を冷やさないこと。
睡眠時間を十分取ること。
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前立腺がん治療の名医:関東

赤座英之  筑波大学付属病院
   茨城県つくば市天久保2-1-1
   ℡029-853-3900
市川智彦  千葉大学医学部付属病院
  千葉県千葉市中央区亥鼻1-8-1
   ℡043-222-7171
鈴木和浩  群馬大学医学部付属病院
  群馬県前橋市昭和町3-39-15
   ℡027-220-7111
堀江重郎  帝京大学医学部付属病院
  東京都板橋区加賀2-11-1
   ℡03-3964-1211 
村井勝  慶應義塾大学病院
   東京都新宿区信濃町35
    ℡03-3353-1211  
木原和徳  東京医科歯科大学医学部
   付属病院 東京都文京区湯島1-5-45
   ℡03-3813-6111
永田幹男  聖路加国際病院
   東京都中央区明石町9-1
    ℡03-3541-5151
窪田吉信  横浜市立大学医学部
   付属病院 神奈川県横浜市金沢区福浦3-9
   ℡045-787-2800
馬場志郎  北里大学病院
    神奈川県相模原市北里1-15-1
    ℡042-778-8111 
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前立腺がん治療の名医:北海道・東北

塚本泰司
札幌医科大学付属病院
北海道札幌市中央区南1条西16-291  ℡011-611-2111 
羽渕友則
秋田大学医学部付属病院
秋田県秋田市本道1-1-1 ℡018-834-1111
荒井陽一
東北大学医学部付属病院
宮城県仙台市青葉区星陵町1-1 ℡022-717-7000
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前立腺がんの骨転移:メカニズム

血液の流れを介して前立腺がんの癌細胞が運ばれ、本来は古くなった骨を壊す役目を負っている破骨細胞の助けを得て居場所を得て増殖します。
癌細胞が破骨細胞を使って増殖するスペースを確保し、増殖すると破骨細胞をさらに働かせ、転移が進むのです。
前立腺がんの骨転移が起こりやすい場所としては、骨盤骨・肋骨・大腿骨があります。
骨は全身の様々な場所に配置されているものの、リスクは均等に分散されているわけではなく、一部に偏っています。
骨転移によって痛みを感じやすい場所としては腰や背中、太ももといった場所です。
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前立腺がんの骨転移:生存率と余命

前立腺がんが骨転移を起こしていると、治療後の経過は悪くなります。
5年生存率は30%程度となり、平均余命が2年から3年となっています。
症状の進行が遅いため、他の癌と比べると期待余命が長い傾向にあります。
その間の生活を症状が邪魔しないようにしておく必要があります。
治療は余命を延ばすだけではなく、生活の質を維持するためにも大切です。
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前立腺がんの骨転移:症状

前立腺がんの症状が進行していくと、癌細胞は他の臓器にも広がっていきます。
前立腺がんにおいて骨は転移しやすい場所の一つであります。しかも体中の色々な場所が候補となるだけに、生じる可能性のある部位も広範に渡ります。
骨転移が生じると、その部分に痛みを感じるようになるため、腰痛や背中の痛みとして認識され、整形外科で調べてもらったところ、前立腺がんの症状であったことが判明する例もあります。
前立腺がんの骨転移が原因で骨がもろくなり、病的骨折を起こすことがあり、これがきっかけになって運動量が減少し、筋力や体力の衰えにつながってしまうこともあります。
さらに骨がもろくなって脊椎が押しつぶされてしまい、神経を圧迫して麻痺を起こすこともあります。このように、前立腺がんが骨転移を起こすと、様々な問題を起こすことになります。
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前立腺がん:再燃による排尿困難

再燃とは、ホルモン療法を行っている途中でがんが悪化することを言います。
再燃した場合には前立腺が大きくなっていることがあり、排尿障害や血尿を引き起こすことがあります。
排尿があまりに難しくなった場合には、外科手術が行われます。
これは、経尿道的前立腺切除術と呼ばれ、尿道から小型カメラがついている内視鏡を入れて、前立腺をモニターで観察しながら、尿道を圧迫している前立腺がんを切り取るという手術です。
前立腺が大きくなった部分だけ切り取るので、この治療でがんが治るわけではなく、あくまでも排尿障害を治すためのものです。
排尿困難がある場合、前立腺に放射線をあてる方法も効果があります。
これは、前立腺から出血がある時にも効果を発揮します。
すでに前立腺がん治療の時に放射線療法を試みている人には、この方法は使えません。
再び放射線を使うと、強い副作用が出てしまうからです。
最初の放射線療法の時に、がん細胞を死滅させるために、正常な組織が受けられるぎりぎりの量の放射線を浴びせています。
その状態から追加で放射線を当てると、直腸から出血するなどの強い副作用が出てしまうのです。
直腸のほかにも尿道が狭くなったり、他の組織が傷つくなど放射線治療の傷跡は大きいものです。
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前立腺がん 予防にきく食事

前立腺がんは、以前日本では非常に少ない病気でしたが、食生活やライフスタイルの欧米化により、今では増えている病気です。
以前なら前立腺がんに侵されているにもかかわらず、見過ごしたまま死亡する人もいたのですが、今では検査技術が発達したために、多くの人に発見されるようになったことも増加の原因です。
前立腺がんは人種や遺伝も大きく関係しており、これらは変えることはできませんが、食生活は簡単に変えることができます。
欧米食よりも日本食のほうが体には良いことがわかっています。
何が違うかというと、動物性脂肪の量です。肉を食べるのはあまり前立腺がんにはよくないということです。
動物性脂肪は肉だけでなく、チーズや牛乳といった乳製品にも含まれているので注意が必要です。
塩分をとりすぎるのもよくありませんから、イカの塩辛や魚の干物など塩分が強すぎる食べ物は控えたほうが良いでしょう。
食物繊維をとることは、前立腺がんの予防に役立つそうです。
伝統的な日本食である味噌、納豆、豆腐には多くの食物繊維が含まれているので、たくさん摂取するとよいでしょう。
欧米料理は基本的に、油や脂肪分が多いので、避け、日本食を摂りつつ、塩分を控えるように気をつけることが予防につながります。
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前立腺がん:PSA再発

生化学的再発(PSA再発)も再発の一種です。
通常、前立腺がんの手術を行い、前立腺をすべて切り取った後にPSA検査(がんが残っていると血中のPSAという物質の濃度が高まる)をすると、PSA値はほとんど0に近い数値を示します。
ほとんどのPSAは前立腺から生産されているので、前立腺を切り取った後にはPSAも当然生産されなくなります。
通常なら生産されないはずのPSAが増えてきて、PSA検査で高い数値が出ることがあります。
これを生化学的再発と呼んでいますが、体のどこかにまだ前立腺がん細胞が残っている時に、この状態になります。
術後に通院して3ヶ月ごと、または6ヶ月ごとに1度PSA検査を定期的に行っていく過程で、PSA値の上昇がみられ、画像検査を追加で行って再発が見つかることもあります。
他のがんは、5年以上経過しても再発がないと、完治したと判断されるのですが、前立腺がんは、5年を経過しても再発するケースが多い珍しいがんです。
術後5年を経過してPSA再発を認めたものが27%もあったという調査もあるほどです。
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前立腺がん治療の予後

前立腺がんの治療を行った後は、後遺症と再発のチェックを行います。
治療後の後遺症には、尿失禁と勃起不全があります。
尿失禁は、治療により、尿道の開閉をコントロールしている尿道括約筋が傷つくために起こります。
前立腺と尿道括約筋は、非常に近い場所にあるので、前立腺を切り取る時に、どうしても尿道括約筋を傷つけてしまうのです。
膀胱の神経も一部、傷つけることになり、膀胱の感覚が鈍ったりします。
前立腺を切り取った後は、膀胱と尿道をつなぎ合わせて、うまくつながるようにしばらくカテーテルを入れておきます。
1週間ほど経つと、一部の人には尿漏れが出ますが、これも自然に治ります。
勃起不全は、前立腺の周囲にある勃起をコントロールしている神経を傷つけることから、起こります。
今ではよい薬もあるので、これもすぐに回復します。
治療の予後は、がんの病期とがん細胞の性質によって違います。
早期のがんで、がん細胞のタチも悪くなければ、治療後も長い間生きることができます。
病期がよく、前立腺がんが前立腺の内部にとどまっているステージAの場合は、5年生存率は、100%に近いですが、他の器官に転移しているステージDの場合は、5年生存率は20~30%と極端に悪くなります。
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前立腺がん 脊髄転移

前立腺がんが脊髄に転移すると、転移した前立腺がんが大きくなって、脊髄を圧迫するようになります。
ひどくなると、麻痺が強くて、両足が動かせなくなることもあります。
麻痺が起こってから、ある程度以上の時間が経つと、治療しても麻痺が治らなくなることもあります。
治療の方法としては、麻痺による痛みを取り除くためにステロイド剤を投与した後に、放射線をがん細胞に当てて、がん細胞を殺します。
ホルモン治療をまだ行っていない患者の場合、脊髄が麻痺しても、その後にホルモン治療を行うことで、がんが治る可能性があるので、外科手術が行われることもあります。
その際、椎弓という脊髄を囲んでいる部分を切り取ります。
すでにホルモン治療を行っても、体が慣れて、効果が薄れている患者は、すでに麻痺している場所以外にもがん細胞が転移している可能性が高いので、完治目的ではなく、痛みを取り除くために放射線治療を行います。
このケースでは、外科手術を行ってもあまり意味がないので、手術は行われません。
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前立腺がん 転移による症状

前立腺がんは、骨に転移しやすいことで知られていますが、骨に転移があった場合でも、転移の初期段階では、目に見える症状はあらわれません。
骨転移がある程度大きくなると、転移した部分の骨の痛みが出てきます。
脊椎の骨転移が脊髄を圧迫すると、下半身が麻痺することもありますが、生活に支障をきたすので、すぐに治療をして改善する必要があります。
骨転移は確かに痛むのですが、筋肉の痛みである可能性もありえます。
骨転移の場合は、痛みのある部分をたたくと、痛みが非常に強くなるという特徴があります。
また、骨が弱るので、骨折しやすくなります。
また、前立腺がんは、周辺のリンパ節にも転移しやすいのですが、リンパ節に転移すると、おなかに痛みが出たり、腰痛が出てきたりします。
初期段階では症状はありませんが、転移が進んで、がんが大きくなると、これらの症状が出ますし、下半身にむくみが出ることもあります。
骨転移の痛みを和らげるために、抗がん剤治療などが行われますが、何度も転移が再発すると、尿を出すことが難しくなったり、尿に血が混じることもあります。
尿がつまり、腎臓の機能が低下する深刻な症状を引き起こすケースもあります。
最終的には、モルヒネを使って、痛みを取り除く以外に方法はないのですが、モルヒネは、痛みに対してかなりの効果を発揮することがわかっています。
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前立腺がん 転移

前立腺がんも転移します。
前立腺がんは、まず周囲のリンパ節に転移します。
時間が経つにつれて、他の場所にも徐々に転移していきます。
転移は肺や大腸など様々な臓器への転移の可能性が考えられますが、前立腺がんが特に転移しやすいのは、骨です。
前立腺がんが骨に転移する確率は非常に高く、前立腺がんの転移全体のうち70~90%程度に骨への転移が見られます。
骨の中でも、特に骨盤骨、脊椎、ろっ骨、大腿骨への転移が見られます。
リンパ節までの転移ならば、5年生存率(手術などの治療をほどこした後、5年以内に生きている確率)は、80%ですが、骨にまで転移した患者の5年生存率は25%にまで低下します。
前立腺がんの転移の治療は、まず内分泌療法(男性ホルモンを抑える薬を投与する方法)を行うのが一般的です。
男性ホルモンの働きを抑えるLH-RHアナログ薬を投与しても、しばらくすると体が慣れて、徐々に効果が薄れていきます。その場合は、もう完全に治療することが難しくなるので、痛みを和らげるための治療に移っていきます。
また、骨転移による痛みが出た場合は、前立腺に体の外から放射線を当てる治療法で、77~92%のケースで痛みをとれることがわかっています。
抗がん剤は、がんの再発そのものを抑える効果は期待できませんが、痛みを抑える効果や一時的にがん細胞を抑える効果はあります。
抗がん剤の効果も長続きはしないため、それでも痛みが出る場合は、痛み止めを使うしかありません。
硫酸モルヒネ徐放剤を1日に2、3回飲むことで、痛みをかなり和らげることができます。
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前立腺がんの最新治療

前立腺がんの最新治療である前立腺組織内照射療法はアメリカで実施されています。日本では、まだこの治療を行うことができるI (ヨード) -125は限られていますので、治療できません。
入院期間は1日ぐらいです。
前立腺組織内照射療法の特徴
1、外科手術( 根治的前立腺摘出術 )に比べ必要となる時間はずいぶん短くなり、入院期間は1日ぐらいで結構です。
2、通常の外部照射に比べてより大量の線量を前立腺に照射できること、周辺の臓器への照射量を抑えることができます。治療に伴う身体的な負担が大変小さくなり、なお、治療後に起こる副作用も一般に軽度なため、比較的高齢な方でも治療を受けることが可能で退院後すぐに日常生活に戻ることができます。
3、比較的早期の前立腺がんに対する治療法としてアメリカでは実績によると、外科手術とほぼ同等の成績であることが分かりました。つまり、初期前立腺癌であれば、95%の5年以上生存率です。
I (ヨード) -125について紹介します。
I (ヨード) -125は、アメリカを中心に用いられている線源で、I (ヨード) -125を経直腸エコーガイド下に正確に前立腺内に永久挿入する治療法で、アメリカにおいては限局性前立腺癌の標準的治療として定着しています。しかし、日本ではまだ許可されていません。
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前立腺肥大症の治療薬

前立腺肥大症の治療薬には、α-遮断薬、植物製剤、ホルモン療法剤、漢方薬などがあります。また、前立腺肥大症の治療法は薬物療法と外科的療法があり、症状が軽いと薬物療法が行われ症状が重い場合は外科的療法が行われます。
前立腺肥大症の治療薬~α-遮断薬
α-遮断薬は前立腺の緊張を抑え尿道を広げる作用があります。前立腺の組織には交感神経が分布しており、この交感神経が興奮すると前立腺の筋肉が緊張した状態になるため尿道が狭くなり排尿が困難になります。
エブランチル、フリバス、アビショット、ハルナール、ミニプレス
前立腺肥大症の治療薬~植物製剤
前立腺の炎症を抑え浮腫を取る作用があります。
セルにトン、エビプロスタット
前立腺肥大症の治療薬~ホルモン療法剤
前立腺を小さくする働きを持った抗男性ホルモン剤が使われます。
プロスタール、プロステチン
前立腺肥大症の治療薬~漢方薬
排尿困難を改善するとされています。
八味地黄丸、桂枝茯苓丸、猪苓湯
前立腺と同じような症状でも違う病気の場合もありますので、泌尿器科できちんと診断を受けることが大切です。
前立腺肥大と診断された場合は、尿意を我慢しない、体を冷やさない、便秘に注意する、アルコールを控える、長時間座らない、かぜ薬や胃腸薬の中に尿の出方を悪くする成分があるので勝手に服用しないなど注意した生活を心がけます。
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前立腺肥大の治療:薬物療法

前立腺肥大症の薬による治療である「薬物療法」では、内服薬などを使って尿の通りをよくします。
α1受容体遮断薬
 この薬は、交換神経の緊張によって起こる前立腺・膀胱(ぼうこう)の平滑筋(へいかつきん)の緊張を解いて、尿道の内圧を減らして尿の通りをよくします。広く使われている薬です。
 効果は 1週間程度で現れて、長くつづきます。
 副作用はとても少ないです。下痢、鼻づまり、立ちくらみ、めまい、精液量の減少などが起こります。
 肥大した前立腺を小さくする効果はないので、薬の服用をやめると、また排尿障害の症状が戻ってしまいます。
・薬の名前[選択的]
 塩酸タムスロシン(商品名:ハルナール)、シロドロン(商品名:ユリーフ)、ナフトピジル(商品名:アビショット・フリバス)
・薬の名前[非選択的]
 ウラピジル(商品名:エブランチル)、塩酸テラゾシン(商品名:ハイトラシン・バソメット)
抗男性ホルモン薬
 男性ホルモンの作用を抑制(よくせい)して、肥大した前立腺を小さくすることで、尿の通りをよくします。
 効果は、服用から 2週間から 2ヶ月で現れます。
 副作用は、性欲が減る、勃起不全(ぼっきふぜん)、女性化乳房(じょせいかにゅうぼう)、肝機能障害、胃腸障害など。
・薬の名前
 酢酸クロルマジノン(商品名:プロスタール・プレニバール・ルトラール・他)、アリルエストレノール(商品名:パーセリン・サルミコール、アランダール、他)
漢方薬
(かんぽうやく)
 排尿障害の治療として、漢方薬や生薬を使う場合もあります。
・薬の名前
 漢方薬(牛車腎気丸・八味地黄丸、他)、生薬(セルニルトン・エビプロスタット、他)

前立腺肥大症の手術:開腹手術

前立腺肥大症の開腹手術は、前立腺の内腺の部分を切除し、摘出する手術です。
前立腺を摘出する手術は、3つの方式があります。
恥骨上式前立腺摘出術
下腹部を切開して膀胱(ぼうこう)を開いて、そこから前立腺の肥大した部分を摘出する手術です。
この手術は、手術の後に強い尿意が続いたり、長い間カテーテルを入れておかなければならないなどのデメリットがあるので、今ではあまり行われていない術式です。
恥骨後式前立腺摘出術
恥骨のすぐ上から恥骨の裏側にそって切り開き、前立腺皮膜を露出させます。この状態で前立腺の摘除を行なうので、上で解説した恥骨上式とは違い、肥大している部分を目で把握(はあく)しやすい状態で手術を行なうことができます。
 恥骨上式に比べて出血量が少なく、膀胱を開かなくていいというメリットがあり、もっとも多く実施されている術式です。
会陰式前立腺摘出術
陰嚢と肛門の間を切開して前立腺を摘出します。
この術式は、メスを入れる部分が目立たないところなので、傷跡が人目に触れず、さらにメスで開く部分が小さいなどのメリットがあります。
この術式は技術的に難しいので、あまり行われません。
開腹手術のメリットは、成功率が高いことです。
開腹手術のデメリットは、低侵襲手術にくらべると大きく身体に傷をつけますから、術後の入院期間が長くなります。そして、傷が治るまで痛みも大きいです。
以前は、前立腺肥大症の手術は全て開腹手術を行うのが普通でした。しかし今では開腹手術は、前立腺の肥大がかなり進行して大きくなっている場合に行うかどうかが検討されます。
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前立腺肥大症の手術: 経尿道的前立腺手術

経尿道的前立腺手術は、尿道から内視鏡を挿入して、先端についているループ状の電気メスで前立腺の内側を少しずつ切除する手術です。
腹部を切開しないので、負担が少なく、前立腺肥大症の手術はこの方法が多いです。
前立腺を削ると同時に焼き固めるので、出血も少なめです。
削り取った組織は、いったん膀胱内に流し込み、切除終了後に尿道から取り出し、がんが無いかどうか組織検査を行います。
手術は腰椎麻酔で行い、1時間~2時間程度で終了します。
術後は、削り取られた尿道粘膜の保護と切除部の止血などのために、2日~7日間、尿道に先端で風船がふくらむようにした細い管を残しておきます。
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