卵巣がんの外科療法

卵巣がんの外科療法
卵巣がんは手術により確実に診断ができます。
卵巣がんは抗がん剤が比較的効きやすいが、診断が難しいがんです。
そのため、手術を行うことで、がん細胞のタイプや、がんがどの程度広がっているのかがわかり、手術後の治療方針を決めることができます。
卵巣がんの手術は転移の状態や年齢などにより異なります。
下記の方法のうち、通常は卵巣の切除と大網(たいもう)の切除が行われます。
(1)卵巣の切除片側の卵巣や卵管だけの切除、両側の卵巣、卵管、子宮を含め切除する方法があります。
(2)大網切除
大網(胃から垂れ下がり、大腸・小腸を覆う大きな網のような脂肪組織)は卵巣がんの転移が最もよく起きる組織です。
大網を切除しても実害はありません。
(3)後腹膜リンパ節郭清
卵巣がんの転移が起こりやすい部位のひとつが、後腹膜リンパ節です。
後腹膜とは、大動脈、下大静脈、腎臓、尿管などがある場所を指します。
リンパ節郭清とは、がん細胞がリンパ節を通り転移するのを防ぐため、周辺のリンパ節やリンパ管をすべて切除することです。
(4)腸管などの合併切除
腹腔内のがんの転移をできるだけ抑えるために、大腸、小腸、脾臓などを卵巣がんと一緒に切除する場合があります。
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肺がんと間違えられ易い病気 :肺結核

肺結核とは、肺が結核菌に感染することで引き起こされる病気です。
現代では「結核」と呼んでいますが、一度かかると回復することができない不治の病と恐れられていました。
結核の原因である結核菌は、結核の人のセキやくしゃみの飛沫により感染します。
結核の人がセキやくしゃみをすると、結核菌が空気中に飛び散ります。それを周囲の人が吸い込むことで肺の奥まで侵入し、感染するという仕組みです。
結核菌に感染しても、全ての人が結核を発症するわけではありません。
発病の確率はわずか10%であり、残り90%の人は一生発病しないと言われています。
発病する人としない人の違いは免疫力の違いです。
免疫力の強い人であれば、たとえ感染しても発病にはいたりません。なぜならば、結核菌が肺のなかで増殖するのを抑えることができるからです。
しかし免疫力の弱い人は、増殖を抑制することができません。結果、菌に負けて結核を発症してしまいます。
なお最近では、免疫力が強いはずの20代の若者に発症者が増えています。これは喫煙やストレス、不規則な生活などにより、免疫力が落ちているせいではないかと言われています。
微熱・セキ・痰などの症状に注意
免疫により結核菌の増殖を食い止めることができても、結核菌自体は無くなりません。
若い頃に発病しなくても、肺の中に何十年も潜伏しています。
そして感染者が年を取って免疫力が低下すると、再び増殖をはじめます。
結核を発症すると、はじめに微熱・セキ・痰など風邪のような症状が表れます。
2週間以上治まらないようであれば、早めに病院へ行って原因を確かめましょう。
なお高齢者の場合は、これらの症状のかわりに食欲の低下・体重減少・全身の倦怠感といった症状だけが表れるケースがよくあります。悪化すると命を落とすこともあるので、自己管理のほか家族の方も気を付けてあげましょう。
血液検査やX線検査などで診断
肺の病気はどれも症状がよく似ており、結核も例外ではありません。そのため肺がんなのか結核なのか、症状を観察しただけでは識別は無理です。
正しく診断し病気に応じた治療を行うには、やはり検査で詳しく調べるのが一番です。
結核を診断する方法には、血液検査の一種であるQFT検査やツベルクリン検査、塗抹検査や胸部エックス線検査などがあります。
QFT検査とツベルクリン検査は、結核菌の感染の有無を調べるための検査であり、塗抹検査と胸部エックス線検査は、結核を発症しているかどうかを調べるための検査です。
これらの検査を行って、採取した痰から結核菌が検出されたり、レントゲン写真に黒い影が写ったりしたら、感染や発症の疑いがあります。
再発防止のためにも薬を飲み続けよう
結核は薬で治療を行います。結核菌を殺す薬は抗結核薬と呼ばれ、INH(イソニコチン酸ヒドラジッド)、RFP(リファンピシン)、PZA(ピラジナミド)、SM(硫酸ストレプマイシン)、EB(エタンブトール塩酸塩)などの種類があります。
これらの中から4種類を選んで併用します。理由は作用の異なる薬を飲むことで、結核菌に対して耐性(抵抗力)ができないようにするためです。
1種類だけを使用すると、結核菌は抵抗力をつけるので二度とその薬は使えません。
治療が始めての人であれば、これらの薬を半年ほど飲み続ければ完治することができます。
なお咳などの症状は1~2ヶ月ほどで止まりますが、ここで服用を止めてはいけません。
この時点では、結核菌はまだ完全に死滅していないからです。
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胃がん治療後の生活:手術後の通院

通院の目的
回復具合のチェック
ふだんの食事がきちんと取れているか、胃腸に気になるような問題はないかを調べます。排便もスムーズに行えているかも聞きます。何か気のついたことがあれば、なんでも医師に報告するようにしましょう。治療が終わってはじめの1年間は、2、3回ほど回復状況を診ることになります。
再発の有無をチェック
手術が終わって3年目までは、もっとも再発が起こりやすいとされています。血液検査や内視鏡検査などで、がんの再発や転移がないかを調べます。7、8年経てば、再発する割合はグッと下がってきます。それまでは気をぬくことはできません。
通院間隔の目安
胃がんの場合、その進行状態によって、再発のリスクは異なります。再発の有無のチェックのための通院間隔も、がんの種類により変わってきます。
早期胃がん 6ヶ月~1年ごと
進行胃がん 3ヶ月ごと
スキルス胃がん 1~3ヶ月ごと

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食道がん治療の有名病院:関西

滋賀県 1病院
滋賀県立 成人病センター
★診療科目 消化器科 滋
賀県守山市守山5-4-30 ℡077-582-5031 
滋賀県内では食道がんの手術が最も多い(2005年度)病院。食道がんに対する内視鏡的切除による治療、内視鏡的治療、PETによるがんの診断を実施。
京都府 1病院
京都府立医科大学病院
★診療科目 消化器外科
京都府京都市上京区河原町広小路上ル梶井町465 ℡075-251-5111 
全国でもトップクラスの実力と言われている病院。食道から肛門まで外科的治療を必要とするあらゆる消化器疾患を扱っている。内科・放射線科との連携で優れた実績を挙げている。
大阪府 6病院
大阪市立 総合医療センター
★診療科目 消化器外科
大阪府大阪市都島区都島本通2-13-22 ℡06-6929-1221 
症例個々の進行度に応じた治療を行うことをモットーに、術後のQOLの改善に努めている。消化管では特に鏡視下手術(食道切除)を積極的に行い、症例数がここ数年で急増 し、術後合併症も著しく減少。
大阪府立 成人病センター
★診療科目 消化器外科
大阪府大阪市東成区中道1-3-3 ℡06-6972-1181 
2005年度の実績において、大阪府で食道がん手術件数第1位であった病院です。進行がんに対しては拡大手術と併用治療とを効率良く組み合わせて長期遠隔成績を向上させ、早期がんに対してはより侵襲の少ない手術でこれを完全治癒させる。
北野病院
★診療科目 消化器外科
大阪府大阪市北区扇町2-4-20 ℡06-6312-1221 
関西地区の実力病院。進行食道がんには、術前に「放射線療法化学療法」を組み合わせ、手術においては「胸骨縦割りによる積極的な郭清手術」により、良好な成績を得ている。
大阪警察病院
★診療科目 外科
大阪府大阪市天王寺区北山町10-31 ℡06-6771-6051
各種がんに対する定型手術、縮小手術はもちろんのこと、進行がんでもQOLの改善が期待できる時は、拡大手術やあらゆる集学的治療を積極的に行っている。
近畿大学病院
★診療科目 外科
大阪府大阪狭山市大野東377-2 ℡072-366-0221
頚部食道癌に対する喉頭温存(音声温存)手術、胸腔鏡下手術を併用した低侵襲食道癌手術、早期食道癌に対する粘膜切除術と進行癌に対する化学放射線療法を併用した根治術を特色とする。
関西医科大学病院
★診療科目 外科
大阪府守口市文園町10-15 ℡06-6992-1001
治療方法は必ず患者自身や家族とともに選択している。良きアドバイザーとしてさまざまな情報を患者に提供し、その患者の体力や病状に合わせて最良の決定をできるよう手助けを行う。
兵庫県 2病院
兵庫県立 成人病センター
★診療科目
消化器外科 兵庫県明石市北王子町13-70 ℡078-929-1151 
兵庫県内では最も食道がん手術件数が多い病院。食道がんに対しては、消化器内科・放射線科と連携をとり、手術療法か放射線化学療法を決定し、手術の場合は3領域郭清を標準術式として開胸開腹下胸部食道全摘術をおこなっている。
神戸市立中央市民病院
★診療科目 外科
兵庫県神戸市中央区港島中町4-6 ℡078-302-4321 
関西では指折りの実力病院。遊離空腸を用いた食道がんに対する再建術、肝葉切除と膵頭十二指腸切除を同時に行うHPDなどにも血管外科を積極的に取り入れ病巣一括切除による拡大手術の手術成績の向上をも目指す。
和歌山県 1病院
和歌山県立 医科大学病院
★診療科目 消化器外科
和歌山県和歌山市紀三井寺811-1 ℡073-447-2300
和歌山県では最も食道がん手術の多い(2005年度)病院。和歌山県で多い食道がん、胃がんをはじめとして、小腸から大腸・直腸・肛門の病気と肝臓・胆嚢・胆管・膵臓・脾臓などの臓器の病気を治療している。

胃がん治療後の生活:社会復帰

手術後は体重が減少しており、体力も低下しています。
体力を早く回復させるためには、食事をきちんと摂ることだけでなく、積極的に体を動かすことも必要になります。
手術創をかばってばかりいては、体力だけでなく気力も元には戻ってくれません。体を動かすことは、胃腸の働きもよくなって下痢や便秘の解消にもつながります。
全身の運動に適しているのは水泳です。泳ぐことは、全身の筋肉を動かすので、体にも良い影響を与えます。激しい運動が無理ならば、水中を歩くだけでも効果はあります。
近所を散歩するだけでも体を動かすことになります。はじめは近くを歩くようにして、慣れてくればじょじょに距離をのばすようにしていきます。その他、ハイキング、ゴルフ等が効果的です。
スポーツでも、ゴルフや野球、柔道や相撲などの腹筋に大きな力がかかるような運動は控えたほうが良いでしょう。半年以上経過すれば、もう体力は回復していると思われます。
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胃手術後の障害:胃切除後胆石

胃切除後5年以内に胆石ができたケースを胃切除後胆石といいます。胃の切除を受けた人の20%ぐらいに胃切除後胆石がみられ、たいていは術後1~2年でできます。
治療
胃切除後胆石は合併症を起こすことが少ないため、痛み等の症状がなければ、経過を観察したり、最近では肉体的な負担の少ない腹腔鏡下胆のう摘出術が行われます。
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腎臓の病気:膜性腎症

膜性腎症とは
膜性腎症は、免疫反応が起因して腎臓のろ過機能に障害をおよぼす病気です。
直接的な原因の判らない、突発性のものと、感染症・悪性腫瘍・膠原病など原因の判るものとがあります。
進行するとネフローゼ症候群の原因となる病気です。
膜性腎症の症状
最初は、軽いたんぱく尿で発見され、約半数は特別な治療をしなくても治っているようです。
残り半数が、進行していきますが、ネフローゼ症候群にまで進行し症状が長引くと経過はよくないようです。
膜性腎症の治療
早期発見と副腎皮質ホルモン剤を用いた、早期治療が効果的なようです。
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