命に関わる病気ですから、生存率という概念が重要な意味を持ってきます。これが高ければ、一定期間が経過しても生きていられることが多くなりますし、低くなれば残念ながら死亡する確率が高いことになります。
胃がん全体の5年生存率の目安として、ステージ3期であれば40%、4期であれば10%を切ることになります。ステージは病期とも呼ばれており、症状の進行度を表しており、4期がもっとも進行した状態になります。
したがって、どの程度悪化した状態であるかによって、生存率も変わってくるのです。
スキルス性の場合にも症状の進行度によって生存率は変わりますが、決して楽観できる数字ではないことは、上記の目安からもうかがい知ることができます。