肺がん 最新治療

種類や病期に応じて治療方針が決まる
肺がんは治療の観点から「小細胞肺がん」と「非小細胞肺がん」に分けて考えられ、治療法が異なります。非小細胞肺がんは日本人の肺がんの約90%を占め、がんの進行度によってⅠ~Ⅳ期の「病期」に応じた治療が行われます。治療法には、主に「手術」「抗がん剤による治療」「放射線治療」などがあります。
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縮小手術
肺がんがある肺葉を切除する標準手術に対し、肺葉をさらに細かく分けた「区域」ごとに切除したり、がんのある部分をくさび形に切除するのが「縮小手術」です。切除する部分が小さいので、手術後の呼吸機能への影響などが少なくて済みます。縮小手術の主な対象は、ⅠA期でがんが2cm以下の場合です。
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 光線力学的療法
光線力学的療法とは、がんの部分に特に集まりやすい「腫よう親和性光感受性物質」を注射したうえで、非常に弱いレーザーを照射し、がんを死滅させる治療法です。治療対象は2cm程度の早期の中心型肺がんで、がん全体にレーザーを照射できることが条件になります。
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