子宮頸がんの原因
子宮頸がん)の原因は、「ヒトパピローマウイルス(HPV)」と呼ばれるイボをつくるウイルスが関係していることがわかってきました。
HPVは約100種類ほどあるのですが、そのうちの何種類は特殊なタイプのウイルスで、感染してしまうと一部の細胞の遺伝子に異変が起こり、異形成(前がん病変)が発生してしまい、それが進行することで子宮頸がんが起こってしまいます。ただ、軽い異形成なら治療などをしなくても消失してしまいます。
異形成になるのはヒトパピローマウイルス(HPV)に感染した人の 5%以下です。
子宮頸がんになりやすい人の条件は、性体験が早く多数の性的な相手がいる女性(女性側だけでなく、男性側に性的な相手が多い場合も含む)、また妊娠・出産の回数が多い女性などです。