子宮頸がんの検査

子宮頸がんの検査は、時間的にも短くて大体5分10分で終わるようです。
検査の方法には、主に細胞診とコルポ診の2種類があります。
細胞をとって顕微鏡で調べるというのが一般的で、特に子宮頸がん検査で痛いとうことはないので安心です。
子宮頸がんの検査の流れ
1.問診性交有無、親族病歴、初経・閉経年齢、月経の状態、妊娠、出産経験、服用薬などの問診で子宮頸がん検査が必要か確認
2.細胞診検査細胞を摂取します。時間的には2、3分程度で痛みなどはほとんどないです。
子宮頸がん検査では、妊娠中などは少し出血する場合もありま
す。
3.検査結果の説明細胞診による検査結果で、特に問題ない場合は、年1回、炎症などが認められる場合は、3か月もしくは、半年に一回程度は検査を受けたほうがいいです。さらにもっと重度の場合は、精密検査や治療が必要になってきます。
また、子宮頸がんの発症の原因の第一位は、性交渉と言われていますが、細胞診とHPV検査の2つ検査を行った場合の「癌になる前の病変」の発見率はほぼ100%だといわれていますので検査はとても重要です。

子宮がんの症状

子宮がんの症状のひとつとして、おりものの色や匂いがおかしいと思ったら、まず婦人科に行ってみましょう。
透明から白味がかっていて、やや酸っぱい匂いが正常なおりものと言われています。黄色、褐色(血が混じる)、緑色、うみがまじっている、などは何かしらの病気が考えられるでしょう。
進行した子宮がんの症状は、おりものの他に腰痛や下腹部痛、排尿が困難、さらに尿に血が混じる、排便障害、血便が出る、発熱や寒気、陣痛のような強い痛みなどとされています。
この状態の場合には、子宮だけではなく膀胱や腸に子宮がんの転移があるというサインの可能性があるようです。また、膀胱や直腸に穴があいてしまい、膣の中に尿や便が流れ込んでくることもあり、そうなるとひどい悪臭がすると言われています。
子宮がんの症状は、骨盤の中のあらゆる器官に転移しやすいと言われています。その後進行してしまうと、リンパに乗って全身にまわってしまう危険性があります。できるだけ初期のうちに発見することが大切なのです。
おりもののチェックが子宮がんのセルフチェックに有効と言われています。なかなか分かりづらいサインですが、がんを見逃さないためには大切なサインでもあるのです。
《症状まとめ》
子宮体がんの症状
不正出血(月経以外の出血・閉経後の出血は注意)
子宮頸がんの症状
不正性器出血(性交時に出血しやすくなります)おりもの(帯下(たいげ))が増える。進行がんでは下腹部痛、腰痛、下肢痛や血尿、血便、排尿障害が現れる

子宮がんの症状
閉経後(1年以上月経がない場合)や、閉経周辺時期の不正性器出血が特徴

子宮がんの初期症状

子宮頸がんの症状は、初期段階ではこれといったものはないようです。最初に気がつく異変は、出血だと言われています。生理ではないときに原因不明の出血があることを不正出血といいます。
体質によっては排卵日前後に微量の出血があることもありますが、それとは異なります。子宮頸がんの不正出血とは、ほとんどが性交渉のときに出るものだと言われています。
ただし、これは子宮がんの症状に限ったものではないので、他の病気の可能性もあります。
進行してくると、おりものが増える、腰や腹部に痛みを感じる、排尿困難、全身の倦怠感などが出てくると言われています。他の病気の可能性もありますが、まず異変に気がついたらお医者さんに相談して、あらゆる角度からみてもらうのがいいでしょう。
さて、子宮体がんの症状ですが、こちらも初期は無症状と言われています。そして同じく不正出血がみられ、悪臭のあるおりものなどがみられるようです。閉経後の不正出血は、異変に気づきやすいですが、閉経前だとただの月経不順と思ってしまい、放っておく可能性もありますので注意が必要です。
数少ない初期のサイン、見逃さずに病院で診察を受けることが大切です

子宮頸がんの年齢

一般にがんは高齢の方に多く発症する病気ですが、子宮頸がんは違います。
30〜40代の比較的若い世代に多く見られる病気で、20代でも子宮頸がんのために命を落とす人がいます。
出産年齢と重なるため、妊娠時に受けた子宮頸がん検診で子宮頸がんが発見される女性も少なくありません。
子宮頸がんは性交渉で感染するHPVが原因のがんですから、性交渉を開始したら、必ず子宮頸がん検診を定期的に受けるようにしましょう。
定期的に検診を受ければ、がんになる前の異形成の段階で発見することができます。

子宮ガン死亡者数

子宮がんにかかる方は、全体として年間約17,500人で、このうち子宮頸がんが約8,500人、子宮体がんが約8,200人、どの部位か情報がない子宮がんが約800人となっています(全国がん罹患モニタリング集計2005年報告 上皮内がんを除く)。
また、子宮がんで亡くなる方は、全体として年間約 5,700人、このうち子宮頸がんが約2,500人、子宮体がんが約1,700人、どの部位か情報がない子宮がんが約1,500人となっております。
1年間に子宮ガンで亡くなる人は5,721人。女性10万人あたり8.70人が子宮ガンで亡くなっている計算になります。

子宮体がんの原因

子宮体がんの原因は、女性ホルモンのバランスのくずれをきっかけに、体質などの要素も加わって子宮がんが発病するとされています。
エストロゲンという女性ホルモンは、脂肪分を多く摂取する事で分泌されますが、エストロゲンが多く分泌されて長くさらされている事で、子宮体がんの発症を多くしているといわれています。

子宮体がん
になりやすい人の条件は、妊娠や出産の経験がない、生理不順、肥満、治療でホルモン薬を使っている、などです。
子宮体がんは、月経ではがれる子宮内膜の細胞がガン化したもので、閉経した人に多いとされてきました。しかし、最近では閉経前の若い女性の発症する人数が増加してきています。

子宮頸がんの原因

子宮頸がんの原因
子宮頸がん)の原因は、「ヒトパピローマウイルス(HPV)」と呼ばれるイボをつくるウイルスが関係していることがわかってきました。
HPVは約100種類ほどあるのですが、そのうちの何種類は特殊なタイプのウイルスで、感染してしまうと一部の細胞の遺伝子に異変が起こり、異形成(前がん病変)が発生してしまい、それが進行することで子宮頸がんが起こってしまいます。ただ、軽い異形成なら治療などをしなくても消失してしまいます。
異形成になるのはヒトパピローマウイルス(HPV)に感染した人の 5%以下です。
子宮頸がんになりやすい人の条件は、性体験が早く多数の性的な相手がいる女性(女性側だけでなく、男性側に性的な相手が多い場合も含む)、また妊娠・出産の回数が多い女性などです。