乳がんを予防する食生活と生活習慣について、ご説明しましょう。乳がんを確実に予防するには、がんにかかる要素を避ける生活習慣や食生活を心がけておく必要があります。とくに、近年、食生活が欧米化してきて、野菜中心の食生活から肉食中心の食生活に変化してきたことも、乳がんだけでなく、その他のがんを引き起こす原因にもなっています。
乳がんを確実に予防するためには、まずは食生活から改善していく必要があります。そして、現代社会はストレス社会と言われていますが、肉体的・精神的ストレスは、がんを引き起こす原因のひとつとされています。
食生活を見直して、ストレスをためない生活を心がけましょう。とくに、高カロリーや脂肪分の多い食事は避けて、低カロリーの食材や緑黄色野菜を積極的に摂るよう心がけるといいでしょう。高カロリーで、脂肪分の多い食生活を続けていると、体内に有害に活性酸素が蓄積されるようになります。
活性酸素は、体の老化を促進して、正常な細胞を破壊して、乳がんにかかる確率が高くなります。乳がんの予防には、女性ホルモンと同様の働きを持つとされる大豆イソフラボンの栄養を摂ることをおすすめします。
大豆イソフラボンは、大豆に含まれる栄養素で、豆腐や豆乳など、大豆や大豆の加工食品に含まれています。バランスのいい栄養を摂るように心がけて、毎日前向きな気持ちで明るく過ごすことが、がん予防対策にもなります。