食道がんの標準的な治療で、がんを含めて食道を手術で切除します。
適応となるのはI期~III期までの食道がんで、IV期の場合には外科手術は行われません。
高齢で体力的に手術に耐えられないと判断された場合や、心臓や肺などに合併症があり手術が困難な場合にも適応とならない場合があります。
食道がん(食道癌)の場合、がんの発生部位により手術の方法が異なってきます。
手術の結果起こる合併症が少なからずあります。肺炎は20%程度、縫合不全20%程度、胃・肝臓・心臓などの障害が5%以下で、さらに死亡に繋がる確率は全体で2%程度あります。
手術前から合併症がある場合にリスクが高くなります。