水腎症と腎不全

前立腺がんが再燃した場合、がんが直接膀胱に浸潤し、尿管から膀胱の出口(尿管口)の部分で尿が通過しにくくなることがあります。
尿管の横のリンパ節が大きくなって尿管を圧迫し、尿の通過障害を引き起こします。
尿管の両側が圧迫されると腎不全に発展する可能性もあるので注意が必要です。
腎臓から尿を膀胱に送り出せないことから、腎臓の機能が低下するのが腎不全です。
これを改善するために、尿道以外の別のルートを人工的に作ることで、尿の通路を確保する治療が行われます。
この尿の圧迫に対しては、2種類の治療法があります。
まず、尿管の中に細いチューブ(ステント)を入れる方法です。
これがうまく機能すると、体の外にチューブが出ないので、便利なのですが、たまに詰まってしまうことと、交換が大変だというデメリットもあります。
もうひとつは、超音波検査やX線造影検査を併用して、背中から直接腎臓に細いチューブを入れる(腎ろう)という方法があります。
背中からチューブが出るので、やや不自然で不快感もありますが、交換も簡単で詰まりにくく、ステントよりも楽です。
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胃がん治療の最高の名医

笹子三津留
国立がんセンター中央病院
第一領域外来部長 1976年東京大学医学部医学科卒。オランダ・ライデン大学外科教授等を経て現職。
数多くの症例をこなしており、確実な胃がん手術が出来る外科医と評判です。胃がんの手術数は日本でトップ、多岐な治療法と安定した技術で合併症にも対応しています。
佐野武
国立がんセンター中央病院
外科医長 1980年東京大学医学部卒。パリ市キュリー研究所フェロー等を経て現職。
確実で安定感のある手術が出来る外科医と言われています。患者に対する面倒見がよく、温かみのある胃がんの治療が受けられると評判です。
愛甲孝
鹿児島大学病院
腫瘍制御学・消化器外科学教授 1969年九州大学医学部卒。米国コーネル大学医学部留学等を経て現職。
センチネルリンパ節理論に基づく研究と臨床を行っており、これまでに約200例の早期胃がんに対して臨床応用し、きわめて良好な結果を得ています。
大谷吉秀
慶応義塾大学病院
一般・消化器外科専任講師 1981年慶應義塾大学医学部卒。浦和市立病院等を経て1999年より現職。
慶応義塾大学病院では、内視鏡専門医はもちろんのこと、放射線科診断医、化学療法や放射線治療を専門とする医師がそれぞれの分野で活躍しています。
梨本篤
新潟県立がんセンター新潟病院
外科部長 1975年新潟大学医学部卒。米国留学等を経て2004年より現職。
完全な臓器別診療体制を取っており、疾患ごとに必ず専門医が主治医となり、常に同じ熟練医チームが手術・治療を担当しています。
二宮基樹
広島市立広島市民病院
外科主任部長 1977年岡山大学医学部卒。同第一外科等を経て、2002年より現職。
早期胃がんに対し全国に先駆けて胃がん機能温存手術を行ってきました。手術のみでは対応できない高度進行、再発胃がんに対しては、外来中心の化学療法を行っています。
濱中久尚
東山会調布東山病院
消化器内科 1998年和歌山県立医科大学医学部卒。国立がんセンター中央病院等を経て現職。
内視鏡医と連携し、診断から治療までチーム医療を行っています。常勤外科医のレベルも高く、避けようが無い合併症が起こっても、早急に対応できる環境にあります。
平塚正弘
市立伊丹病院
副院長 1976年川崎医科大学卒。大阪府立成人病センター外科等を経て現職。
胃がん手術のスペシャリストで、胃がんに関する手術は縮小手術から超拡大手術まで、どのような手術も平塚医師が行うことが出来ます。
山村義孝
愛知県がんセンター中央病院
消化器外科部部長 1969年名古屋大学医学部卒。名古屋大学医学部第二外科等を経て現職。
進行した胃がんの転移や再発で最も多い「腹膜転移」の治療で定評があり、腹膜転移の初期診断とその後の抗がん剤治療で腹膜転移の治癒を目指しています。
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乳がんの再発と転移

□ 乳がんの転移
乳がんは、非浸潤がんから浸潤がんになったらがん細胞が血液やリンパ管に入り、転移を起こしてしまう危険性が高いです。
乳房から離れた肺や骨などに転移するのを遠隔転移と言います。そしてこのように転移する乳がんを転移性乳がんと言います。
遠隔転移のルートは、がん細胞が血液の流れにのって運ばれる血行性転移と、リンパの流れにのって肺など他の臓器へと運ばれるリンパ行性転移があります。血行性転移は早い段階でも起こる危険性があります。
リンパ節への転移で最も多いところはわきの下にある腋窩リンパ節と、胸骨のわきにある胸骨傍(きょうこつぼう)リンパ節が転移しやすいです。
臓器へは、肺や胸膜に転移しやすく、肝臓や骨、脳などにも転移します。
普通のガンと比べ、乳がんは進行具合と関係なく転移してしまう可能性が高いです。
遠隔転移の治療はおもに薬物療法を行いますが、まれに手術を行うことがあります。
□ 乳がんの再発
手術をして切除した部分に再発することを局所再発と言います。
再発する理由は、手術時のがん細胞の取り残しや、手術時には目で見えないほどの小さながんが育つなどの理由があります。原因により治療方針が変わってきます。
局所再発自体は、生命に影響を及ぼしにくいと考えられています。
局所再発は再手術をしたり、投薬、放射線治療で治る場合があります。
放射線療法は以前に受けたことがなければできますが、受けたことがあると行うことができません。
皮膚やリンパ節、胸壁などに乳がんが再発したときは、手術での取り残しというより、全身に広がった微細な
がん細胞が転移して増殖した可能性が高く、その場合はおもに薬物療法を行います。
わきの下のリンパ節へ再発した場合は遠隔転移がない時は郭清をすることもあります。
再発した乳がん細胞が深くにまで広がっている局所進行乳がんの場合はすぐに手術ができない時があります。
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腎臓の病気:急性腎不全

狭心症などの心臓病の診断や治療時によく行われる造影検査の際、もともと腎機能が低下している患者さんや、高齢者、糖尿病の患者さんなどではこの造影剤が尿細管の細胞を傷害し、一時的に急性腎不全の状態になることがあります。
主に糸球体が急激に傷害される病気として急性糸球体腎炎や溶血性尿毒症症候群などがあり、やはり急性腎不全の原因となります。
見過ごされやすい原因として、抗生物質や鎮痛剤など、様々な薬剤に対するアレルギーが腎臓に起こる薬剤性急性腎不全の場合があります。
アレルギー反応は主にネフロンや血管の間を埋めている間質という部分に起こることが多く、急性間質性腎炎と呼びます。
直接ネフロンの働き、すなわち尿を作るのに影響は無いように思われますが、間質に炎症に伴う無数の細胞が集まると、ネフロンや血管が圧迫され、尿を作ることが出来なくなり、急性腎不全の原因となります。
血尿や蛋白尿の出ることも少なく、余程尿の量が減少して、強い浮腫でも現れなければ、体がだるい程度の症状で見過ごされることも多いのです。
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食道がんの有無を調べる検査

食道がんの有無を調べる検査がいくつかあります。
よく使われる検査法の1つに、内視鏡検査があります。内視鏡検査では、小さながんでも発見できるのがメリットとなります。近年でも、はじめから内視鏡検査でがんを見つけることが多くなってきました。
X線を使った検査には、X線造影検査があります。バリウムを飲んで、食道を流れ落ちるタイミングで撮影していきます。バリウムが食道を流れるのに合わせて撮影しなければならないために、がんの発見にはやや問題がありました。
他には、ルゴール染色法という方法もあります。これは、潰瘍や食道炎などの、がんと紛らわしい病気が併発しているような場合におこなうことがあります。
ルゴール液を食道内壁に吹き付けると、正常な細胞はルゴール液に染まって、がんの組織は染まらないという特徴を利用しています。
がんの疑いが強い場合は、組織の細胞の一部を採取して、顕微鏡で検査する生検があります。生検を受ける場合は、出血しやすい体質のことやアスピリンなどを服用していることを、前もって医師に伝えておくことが必要になります。生検では、まれに出血する事例などがあるためです。
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すい臓がんと糖尿病の関係

すい臓がんを発症した人は、糖尿病の発症率も大変高くなります。
反対に、上腹部や背中に痛みを伴う糖尿病を発症した時、適切な治療、十分な自己管理が出来ているのに糖尿病をコントロール出来ない場合、すい臓がんの疑いがあるとされます。
すい臓には、重要な働きをする外分泌と内分泌があります。
外分泌とは、すい液という糖分やタンパク質、脂肪などを分解する働きをする酵素が多く含まれる消化液を分泌することです。
内分泌とは、ホルモンであるインスリンやグルコガンを分泌し、それをさらにすい臓内部の血管循環へと分泌する働きをすることです。
インスリンの働きは主に血液中の糖分の値を下げることにあります。
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これらの分泌が上手く働かないと、血液中の糖分が過剰になり糖尿病になってしまうのです。
糖尿病はすい臓がんだけでなく、すい臓病全体として気をつけなければいけません。
糖尿病の直接の原因は、インスリン分泌細胞のもとであるすい島に問題が起こっているので、すい炎の発症とは別と考えられます。
すい臓の内分泌機能が低下している場合、外分泌機能も低下していることが多いので、糖尿病患者さんは、食べ物の消化吸収について気をつけなければなりません。

禁煙後10年で肺がんのリスクがなくなる

喫煙による肺がんの発生の危険度は、扁平上皮がんと小細胞肺がんが特に高くなっています。
禁煙をすれば、確実に効果はあらわれ、肺がんのリスクも減ります。
禁煙をしてから20分で血圧が正常になり、8時間くらいでは血液中の酸素濃度が正常になります。 24時間で心筋梗塞のリスクが減り、48時間では味覚・嗅覚が回復し始めます。
2週間から3ヵ月経つと循環機能が改善し、歩行も楽になり、1から9ヶ月では咳、疲労、息切れが改善されます。
肺がんのリスクが減少するには時間がかかりますが、5年で肺がんのリスクが半分に減り、10年で肺がんのリスクが非喫煙者と同程度になります。
たくさん吸ってしまったからと、諦めないで、ぜひ喫煙をして肺がんを確実に予防しましょう。
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