胃がんの名医

胃がんの病院ランキング
  医療機関名         胃がん手術数   内視鏡治療  手術なし   所在地
1 癌研有明病院           296       185     194  東京都江東区
2 国立がん研究センター中央病院   199       207     251  東京都中央区
3 静岡県立静岡がんセンター     183       196     378  静岡県駿東郡
4 国立がん研究センター東病院    132       110     151  千葉県柏市
5 恵祐会札幌病院          118       79      32  北海道札幌市
6 山形県立中央病院         104       73      74  山形県山形市
7 千葉県がんセンター        102       53      32  千葉県千葉市
8 自治医科大学附属病院       99        64      90  栃木県下野市
8 広島市立広島市民病院       99        63      75  広島県広島市
10 四国がんセンター         95       51      123  愛媛県松山市
11 岩手県立中央病院         91       29      53  岩手県盛岡市
11 北里大学東病院         91        115     117  神奈川県相模原市
11 大阪市立総合医療センター    91        50      57  大阪府大阪市
14 東京女子医科大学病院      90        36      73  東京都新宿区
14 新潟県立がんセンター新潟病院  90        45      206  新潟県新潟市
16 大垣市民病院          88        26      121  岐阜県大垣市
17 仙台厚生病院          87        110      80  宮城県仙台市
18 倉敷中央病院          86        52      165  岡山県倉敷市
18 岡山済生会総合病院       86        46      74  岡山県岡山市
20 兵庫県立がんセンター      85        62      151  兵庫県明石市
21 虎の門病院           84        104     118  東京都港区
21 神奈川県立がんセンター     84        66      120  神奈川県横浜市
23 富山県立中央病院        82        75      79  富山県富山市
24 済生会熊本病院         81        70      73  熊本県熊本市
25 東京慈恵会医科大学附属病院   80        47      40  東京都港区
25 静岡県立総合病院        80        54      92  静岡県静岡市
27 埼玉医科大学国際医療センター  79        80      39  埼玉県日高市
28 大阪市立大学医学部附属病院   78        86      26  大阪府大阪市
28 福井県立病院          78        44      93  福井県福井市
28 新潟県立新発田病院       78        57      35  新潟県新発田市
31 順天堂大学医学部附属順天堂病院 77        54      87  東京都文京区
31 愛知県がんセンター中央病院   77        44      152  愛知県名古屋市
31 高知医療センター        77        28      22  高知県高知市
34 獨協医科大学病院        75        31      45  栃木県下都賀郡
34 大阪府済生会中津病院      75        90      38  大阪府大阪市
34 新潟市民病院          75        102      83  新潟県新潟市
37 横浜市立大学附属市民総合医療センター 74     90      51  神奈川県横浜市
37 大阪赤十字病院         74        70      120  大阪府大阪市
37 札幌厚生病院          74        68      67  北海道札幌市
40 長岡中央総合病院        73        81      110  新潟県長岡市
40 都立駒込病院          73        67      180  東京都文京区
42 岐阜大学医学部附属病院     72        49      35  岐阜県岐阜市
42 和歌山県立医科大学附属病院   72        82      25  和歌山県和歌山市
42 日立総合病院          72        26      65  茨城県日立市
42 大阪府立成人病センター     72        131     119  大阪府大阪市
42 北九州市立医療センター     72        49      -  福岡県北九州市
47 関西医科大学附属枚方病院    71        66      87  大阪府枚方市
47 久留米大学病院         71        31      38  福岡県久留米市
47 九州大学病院          71        51      81  福岡県福岡市
47 大阪医療センター        71        30      67  大阪府大阪市

肺がん治療・手術の最高の名医

氏名(敬称略)病院名
呉屋朝幸 杏林大学病院
外科教授 1974年鹿児島大学医学部卒。国立がんセンター等を経て現職。
「患者に最大の利益を還元する」をモットーに治療に取組んでいます。近い将来肺がん外科分野の中心になる人物と評されています。
土屋了介 国立がんセンター中央病院
副院長 1970年慶應義塾大学医学部卒。防衛医科大学校等を経て現職。
肺がんの手術件数で日本一の症例数を誇る国立がんセンター中央病院の中心的人物です。人当たりのよさに定評があり、話しやすい良い先生と評判です。
西脇裕 国立がんセンター東病院
臨床検査部長 1971年京都大学医学部卒。国立療養所松戸病院勤務等を経て現職。
肺がんの化学療法の治療にいち早く取組み、着実に研鑽を重ねてきたドクターです。肺がん治療の分野において、国立がんセンター東病院の中心人物の一人です。
淺村尚生 国立がんセンター中央病院
呼吸器外科医長 1983年慶應義塾大学医学部卒。米国留学等を経て1999年より現職。
年間700件の肺がん手術を三人の医師で行っている同病院の中でも、中心的な役割を果たしているドクターで、外科医としてトップレベルの技術を持っています。
一瀬幸人 国立病院機構九州がんセンター
呼吸器科部長 1978年長崎大学医学部卒。テキサス大学MDアンダーソン病院等を経て現職。
患者とのスキンシップを大切にしており、実際の肺がん診療の際には患者に直に接し、スキンシップをはかる診療を心がけています。
岡田守人 兵庫県立成人病センター
呼吸器外科長 1995年神戸大学大学院医学研究科修了。2002年より現職。
肺機能温存術式である難易度の高い気管支形成術や血管形成術によって、出来る限り肺摘除を回避する治療を行っています。
川原克信 大分大学医学部附属病院
腫瘍病態制御講座外科第二教授 1971年長崎大学医学部卒。福岡大学第二外科助教授を経て現職。
肺がん、食道がんの外科的治療を専門としており、腹腔鏡を用いた手術を積極的に取り入れ、低侵襲で根治的な縮小手術を行うことを目指しています。
佐々木康綱 埼玉医科大学病院
臨床腫瘍科教授 1980年昭和大学医学部卒。国立がんセンター病院等を経て現職。
大学病院としてはまだ珍しい腫瘍内科(臨床腫瘍科)があり、また専門病院とは違って様々な合併症を有する肺がん患者に対する治療が可能です。
中川健 癌研究会癌研有明病院
副院長 呼吸器外科部長 1966年東京大学医学部医学科卒。結核予防会結核研究所附属療養所等を経て現職。
治療する科の主体性で治療方針が決まるのではなく、「キャンサーボード」と呼ばれる臓器別診療グループで患者の病状を詳細に検討し、最適な治療を提供しています。

食道がん治療・手術の最高の名医

大津敦国立がんセンター東病院
内視鏡部長 1983年東北大学医学部卒。いわき市立総合磐城共立病院等を経て現職。
食道がんに対する放射線化学療法など、化学療法の面に力を入れています。診療の際には、外科・化学・放射線療法の良い点、悪い点を患者にしっかり伝えています。
鶴丸昌彦順天堂大学医学部附属順天堂医院
食道・胃外科教授 1970年東京大学医学部卒。虎の門病院消化器外科等を経て現職。
外科医としてのセンスとバランス感覚に優れたドクターで、「患者は家族と同じ」という意識で診療にあたる食道がんの名医です。
幕内博康東海大学医学部附属病院
病院長・外科学主任教授 1970年慶應義塾大学医学部卒。国立がんセンター等を経て現職。
食道がんの名医として知られており、特に食道の内視鏡的粘膜切除では、わが国の第一人です。専門医に「食道がんになったら是非この人」と言わしめるほどの名医です。
大杉治司大阪市立大学医学部付属病院
第二外科助教授 1975年大阪市立大学医学部卒。英国マンチェスター大学研究員等を経て現職。
腹腔鏡手術の技術の応用により、低侵襲の食道がん根治術を可能にしており、患者の術後QOLの向上に大きく貢献しています。
金子和弘昭和大学病院
消化器内科 1989年昭和大学医学部卒。国立がんセンター中央病院等を経て現職。
食道がんの早期発見のため、電子内視鏡・超音波内視鏡を常備しており、早期発見率の向上により内視鏡治療が行えるよう対処しています。
塩崎均近畿大学医学部附属病院
病院長 1970年大阪大学医学部卒。西ドイツ・ハイデルベルク大学留学等を経て現職。
食道がんで入院する患者に対して、最も適する治療法を外科、放射線科、腫瘍内科の合同会議で検討し決定しています。
篠田雅幸愛知県がんセンター中央病院
胸部外科部食道外科診療科医長 1976年金沢大学医学部卒。愛知県がんセンター社会復帰部部長等を経て現職。
食道がんの外科治療の成績は、リンパ節転移ありの進行症例が75%を占めるにも拘らず、5年生存率で60%を超す高い実績を残しています。
藤田博正久留米大学病院
外科・食道グループ教授 1972年慶應義塾大学医学部卒。産業医科大学第二外科等を経て現職。
食道がんの進行度に応じて、通常開胸、小開胸、非開胸(腹腔鏡視下)の各種の治療法が可能です。レーザーを用いた光線力学療法にも力を入れています。
細川正夫恵佑会札幌病院
理事長・院長 1968年北海道大学医学部卒。国立がんセンター病院外科等を経て現職。
可能な限り機能を残すための努力をしており、頸部食道がんでは、摘出後に顕微鏡を使い、1~2ミリの血管を吻合して「遊離空腸移植術」で頸部食道を再建しています。
室圭国立がんセンター中央病院
消化器内科 1990年東北大学医学部卒。国立がんセンター東病院等を経て現職。
消化管がんの内科治療を専門としており、中でも食道がんの治療を数多く手がけています。化学放射線療法により食道の温存に努めています。

食道がん 名医11人

加藤抱一(特殊病棟部長) 国立がんセンター中央病院(東京都)
                   ℡03-3542-2511
内視鏡部、放射線科との連携で、縮小、合併治療などの選択も可
井上晴洋(第1外科) 東京医科歯科大学医学部付属病院(東京都)
                   ℡03-3813-6111
食道ガンに対する内視鏡下食道切除と再建術を併用しQOLに配慮
宇田川晴司(消化器外科部長) 虎ノ門病院(東京都)
                   ℡03-3588-1111
ガンの縮小治療・機能温存と根治性の両立を目指し、治療を個別化
吉田 操(食道外科部長) 都立駒込病院(東京都)
                   ℡03-3823-2101
他の医療機関からの難治患者も多く、根治手術で世界からも注目
大津 敦(5A病棟医長) 国立がんセンター東病院(千葉県)
                   ℡0471-33-1111
食道がんに対する放射線化学療法で非切除治療。根治手術と同等成績
落合武徳(第2外科教授) 千葉大学医学部付属病院(千葉県)
                   ℡043-222-7171
遺伝子治療も視野に入れた広範な臨床姿勢。根治手術と縮小手術も
幕内博康(消化器外科教授) 東海大学医学部付属病院(神奈川県)
                   ℡0463-93-1121
内視鏡下で身体的負担の少ない手術。早期ガンは100%社会復帰

田中乙雄
(外科部長) 新潟県立がんセンター新潟病院(新潟県)
                   ℡025-266-5111
縮小、拡大手術まで集学的治療を併用して良好な実績を収める
伊藤勝基(第2外科) 名古屋大学付属病院(愛知県)
                   ℡052-741-2111
腹腔鏡下の切除術に定評がある。術後の化学療法の導入にも積極的
中尾昭公(第2外科) 名古屋大学付属病院(愛知県)
                   ℡052-741-2111
内視鏡補助下における食道の切除、および再建術を強力に推進する
甲 利幸(第1外科医長) 大阪府立成人病センター(大阪府)
                   ℡06-6972-1181
進行ガンも含め、3段階の治療法で5年生存率46%は全国一の成績

痛みを伴う肺がんの骨への転移

肺がんは、転移しやすいがんといわれ、主に転移する場所では、リンパ節、骨、脳に転移しやすいです。
 肺がん転移について、骨への転移を考えてみます。
 肺がんの骨の転移はがんが進行するにつれて、転移していく箇所が決まっています。
 肺がんの骨の転移はまず、肋骨や胸椎に転移します。更に肺がんが進行すると腰椎や骨盤に転移します。
 この骨の転移する順番は、肺がんの発症している肺の部分の中心から広がり始めます。
 肺がんがなぜ骨に転移しやすいのか、その原因は骨の細胞が常に新陳代謝を繰り返しているからです。
 骨は骨にある骨芽細胞と破骨細胞が、新しい骨と古い骨の新陳代謝のサイクルを作っています。
 肺がんのがん細胞は、この古くなった骨を壊す破骨細胞を利用して増殖します。
また、骨に転移する原因には、がん細胞を活性化する物質が骨から分泌されていることもあります。
 肺がんは骨に転移すると骨を壊します。また、骨を形成することもあります。
これを、骨を壊す方を溶骨型といい、骨を形成する方を造骨型と呼びます。
 肺がんが骨に転移した時の症状はどのようなものでしょう。
 肺がんが骨に転移すると、強い痛みに襲われます。
 この痛みはいつも襲いかかり強い痛みを感じ、その場所はいろいろと変わります。
 肺がんが脊椎に転移すると、ここを通る神経が圧迫され神経障害が起き、手足にしびれが起き身体に麻痺が起きることもあります。
 また、骨が壊れやすくもろくなっていますので、骨折することもあります。
 骨のカルシウムはがん細胞の転移で溶解し、この影響で強い眠気やのどの渇きを訴える方もいます。
 肺がんの骨への転移は、十分な治療計画が重要で、一度、肺がんが改善した場合は、再発しないように経過観察が大切になります。

肺がんと女性ホルモンに関わる要因

女性の喫煙率は男性よりも低いです。この事から女性の肺がん罹患率は少ないとも言われていますが、喫煙しない女性にも肺がんは発症します。
喫煙以外にも生殖関連要因やホルモン剤使用が、肺がんの発生と関係があるのではないかと考えられています。
厚労省が40~69歳までの喫煙していない女性約45000人を対象に、女性ホルモンに関わる要因と肺がんリスクとの関連を調べたところ、対象となった約45000人のうち、153人が2002年までに肺がんを発症したのですが、そのうち閉経していた111人をさらに詳しく調べたところ、月経のある期間が長いと肺がんになる危険が約2倍~2・5倍高いことがわかりました。
女性ホルモンが具体的にどのようにして肺がんに関わるのかは、まだ正確には分かっていないようですが、女性ホルモンの一つであるエストロゲンは、肺のがん細胞の増殖を直接促進したり、肺がん細胞中のエストロゲン受容体に、エストロゲンがつくことによってがん化を促進し、肺がんの発生に関わるのではないだろうかと考えられています。
さらに、ホルモン剤の使用と肺がん発生率との関係では、自然閉経でホルモン剤を使用したことのない人と比較して、人工的に閉経しホルモン剤を使用したことのある人では肺がんの発生率が2倍以上高いそうです。
この他の要因として喫煙率に出てこない隠れ喫煙者の存在(女性は自分が喫煙者だと言うことを隠したがる)とヘビースモーカーの配偶者の存在も指摘されています。

胃がんの検査

胃がんの病期を決定するのに不可欠なのが、検査です。
「胃がんの検査で大事なのは、がんの大きさや形よりも、がんの深さです。それに、転移の具合を確かめることです。この2つの要素で病期が決まります」(山口さん)
 胃は、食べ物を一時的に貯蔵するための袋になっています。袋は筋肉で作られ、その一番内側は粘膜という柔らかい組織で内張りされています。がんはこの粘膜にでき、大きくなると、胃の内側に飛び出したり、胃の壁の中に深く食い込んでいきます。そしてこの壁を破ると、近くの大腸や膵臓などの臓器に広がったり、お腹の中に散らばったりします。壁の厚みは5ミリぐらいの薄さですが、この壁のどこまでがんが達しているかががんの深さで、これを深達度といい、T(腫瘍に由来)で表します。
 胃がんは壁の中を進んでいくばかりではありません。胃のリンパ管や血管の中に入り込んで、リンパ液や血液の流れに乗ってリンパ節や遠くの臓器にも飛んでいきます。これが転移です。この深さと転移の2つの要素でがんの病期が決まるのです。
 その深さと転移を調べる検査にはどんなものがあるのでしょうか。
 内視鏡検査、バリウムによるX線検査、CT検査、MRI検査、超音波内視鏡検査等、いろいろあります。
 内視鏡は、患者さんの口から入れて胃の内部を調べる検査です。粘膜の異常な凹凸や色の変わったところを調べるのですが、もう1つ重要なのが、がん組織の一部を採取し、顕微鏡で調べて、がんかどうかを最終的に判定する(確定診断)ことです。
 一方のCTは、X線被曝の難点はありますが、最近の装置は解像度がすばらしく、お腹の中の血管の走行やある程度のリンパ節転移も検出できるそうで、転移を調べるのに有力な武器です。これに対して、超音波内視鏡は、理論的には深さを見るのにいいのですが、潰瘍の痕とがんとの鑑別が難しいなど、精度が落ちるのが難点です。PET(陽電子放出断層撮影)も精度がよくなく、胃がんではその検査の意義もまだわかっていないそうです。