子宮内膜の検査:基礎体温

生理活動とその周期を調べる上で、基礎体温を統計的に記録しておく事は、子宮その他の臓器や正常な生理の如何を知る上で、貴重な基礎データになります。
異常な基礎体温の動きも自分である程度の判断がつきますから、病院へ行く必要があるかどうかもわかり、子宮内膜症の症状が出ているにもかかわらず、放置するような事も少なくなります。
病院で診察を受ける場合でも、基礎体温の記録を提示することで、無為に経過観察で、症状を悪化させる危険性も軽減出来ます。
特に希求内膜症に多い不正月経などを知るためには、自分の月経周期を知っておく必要があります。
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大腸がんと遺伝の関係

がんは遺伝するとされており、大腸がんの遺伝には家族性大腸腺腫症と家族性大腸がんの2種類があります。
それ以外であれば親が大腸がんであっても子供が大腸がんになる可能性は低いということになります。
家族性大腸腺腫症は大腸全体にポリープが何百個も発生した状態で、これだけのポリープを放置しておくと50歳までには必ず大腸がんが発生してしまいます。
この病気は常染色体優勢遺伝という形で、親から子供にその形質が遺伝してしまうので、その父親・母親は大腸がんに罹患している可能性が高いですし、この場合は家系をたどると祖父母までほとんど大腸がんに羅漢しています。
家族性大腸がんの場合も親から子供にその形質が遺伝してしまいます。この大腸がんは一般的な大腸がんに比べて発生年齢が若い、また大腸がんが多発する、大腸がん以外の箇所にがんが発生しやすい、という特徴があります。
これらの特徴が親・兄弟姉妹・子供に見られる場合を遺伝性非ポリポージス大腸がんといい、一般的な遺伝性が認められない大腸がんとして区別しています。
大腸がん自体が遺伝病であることはありませんが、血縁者の中にがんにかかったことのある人が複数いる場合では、そうでない人よりも遺伝子に異常が起こりやすいと考えられます。
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急性胃炎:急性胃炎の検査方法

問診で、食生活などについてチェックしたあと、必要に応じて血液検査、腹部超音波検査、内視鏡検査などを行います。急性胃炎(キュウセイイエン)が重症化すると、食道、胃、十二指腸に広い範囲にわたって、びらん、出血、潰瘍(カイヨウ)などの変化が起こる急性胃粘膜病変がみられます。
こうした病変を早期発見するためにも、内視鏡検査を受けることが重要です。
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私が肺がんならこの医者に行く

肺がん治療・手術の最高の名医
呉屋朝幸
杏林大学病院外科教授 1974年鹿児島大学医学部卒。国立がんセンター等を経て現職。
「患者に最大の利益を還元する」をモットーに治療に取組んでいます。近い将来肺がん外科分野の中心になる人物と評されています。
土屋了介
国立がんセンター中央病院副院長 1970年慶應義塾大学医学部卒。防衛医科大学校等を経て現職。
肺がんの手術件数で日本一の症例数を誇る国立がんセンター中央病院の中心的人物です。人当たりのよさに定評があり、話しやすい良い先生と評判です。
西脇裕
国立がんセンター東病院臨床検査部長 1971年京都大学医学部卒。国立療養所松戸病院勤務等を経て現職。
肺がんの化学療法の治療にいち早く取組み、着実に研鑽を重ねてきたドクターです。肺がん治療の分野において、国立がんセンター東病院の中心人物の一人です。
淺村尚生
国立がんセンター中央病院呼吸器外科医長 1983年慶應義塾大学医学部卒。米国留学等を経て1999年より現職。
年間700件の肺がん手術を三人の医師で行っている同病院の中でも、中心的な役割を果たしているドクターで、外科医としてトップレベルの技術を持っています。
一瀬幸人
国立病院機構九州がんセンター呼吸器科部長 1978年長崎大学医学部卒。テキサス大学MDアンダーソン病院等を経て現職。
患者とのスキンシップを大切にしており、実際の肺がん診療の際には患者に直に接し、スキンシップをはかる診療を心がけています。
岡田守人
兵庫県立成人病センター呼吸器外科長 1995年神戸大学大学院医学研究科修了。2002年より現職。
肺機能温存術式である難易度の高い気管支形成術や血管形成術によって、出来る限り肺摘除を回避する治療を行っています。
川原克信
大分大学医学部附属病院腫瘍病態制御講座外科第二教授 1971年長崎大学医学部卒。福岡大学第二外科助教授を経て現職。
肺がん、食道がんの外科的治療を専門としており、腹腔鏡を用いた手術を積極的に取り入れ、低侵襲で根治的な縮小手術を行うことを目指しています。
佐々木康綱
埼玉医科大学病院臨床腫瘍科教授 1980年昭和大学医学部卒。国立がんセンター病院等を経て現職。
大学病院としてはまだ珍しい腫瘍内科(臨床腫瘍科)があり、また専門病院とは違って様々な合併症を有する肺がん患者に対する治療が可能です。
中川健
癌研究会癌研有明病院副院長 呼吸器外科部長 1966年東京大学医学部医学科卒。結核予防会結核研究所附属療養所等を経て現職。
治療する科の主体性で治療方針が決まるのではなく、「キャンサーボード」と呼ばれる臓器別診療グループで患者の病状を詳細に検討し、最適な治療を提供しています。
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子宮内膜症の適齢期

子宮内膜症になりやすい年齢と言うのは、子宮内膜症が発見される年齢と言う事が出来ます。
何故子宮内膜症になるか、正確な原因は究明されていませんが、子宮内膜症は、自覚症状として発症するまでにが、かなり長い期間がかかるとされています。
子宮内膜が本来生成される子宮内以外の部位に出来て、生理のたびに体内に、子宮内膜が蓄積され、他の臓器と癒着して、障害が起こります。
性的に成熟した30歳代以降に子宮内膜症と診断されるケースが多く、妊娠の経験の有無に関わらず、子宮内膜症の事例は有りますが、妊娠経験のない人に多い傾向にあるとされています。
不妊治療を施されている患者に、子宮内膜症を患っている人が多いともいわれています。
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大腸がんと年齢の関係

病気が発症する割合のことを罹患率と呼び、通常であれば人口10万人に対する数で計算します。さらにそこから大腸がんでは結腸がんと直腸がんに分けて表します。
一般的に大腸がんの罹患率は年齢とともに上昇する傾向にありますが、現在のデータでは結腸がんも直腸がんも60代をピークに多く発症するとなっています。
ちなみに45歳~49歳の男性では10万人に対して30人、50歳~54歳では50人、55歳~59歳で100人と、60歳をピークに徐々に高くなっていることが分かります。
40歳代から急増する傾向にあり、若年者に発症する頻度は5%~10%ほどとなっています。
若年者に起こる大腸がんは、血縁者などに大腸がんにかかった人がいる場合に発症することが多く、遺伝的な要素を含んでいるようです。
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前立腺がんの最新治療

前立腺がんの最新治療である前立腺組織内照射療法はアメリカで実施されています。日本では、まだこの治療を行うことができるI (ヨード) -125は限られていますので、治療できません。
入院期間は1日ぐらいです。
前立腺組織内照射療法の特徴
1、外科手術( 根治的前立腺摘出術 )に比べ必要となる時間はずいぶん短くなり、入院期間は1日ぐらいで結構です。
2、通常の外部照射に比べてより大量の線量を前立腺に照射できること、周辺の臓器への照射量を抑えることができます。治療に伴う身体的な負担が大変小さくなり、なお、治療後に起こる副作用も一般に軽度なため、比較的高齢な方でも治療を受けることが可能で退院後すぐに日常生活に戻ることができます。
3、比較的早期の前立腺がんに対する治療法としてアメリカでは実績によると、外科手術とほぼ同等の成績であることが分かりました。つまり、初期前立腺癌であれば、95%の5年以上生存率です。
I (ヨード) -125について紹介します。
I (ヨード) -125は、アメリカを中心に用いられている線源で、I (ヨード) -125を経直腸エコーガイド下に正確に前立腺内に永久挿入する治療法で、アメリカにおいては限局性前立腺癌の標準的治療として定着しています。しかし、日本ではまだ許可されていません。
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