C型肝炎があるからといって、ほとんど感染する必要はないといわれています。
C型肝炎が感染するためには、C型肝炎の人の血液が他の人の血液の中に入る必要があります。
一緒に入浴しても大丈夫でしょうし、洗濯も一緒に洗っても大丈夫であるといえます。
しかし、C型肝炎の人が出血した場合は、多少の注意が必要です。
出血があるパターンとしては、鼻血やころんで怪我をしたときなどは出血がありますので、処置をしたティッシュなどは、しっかりと血液が他に付着しないように捨てるようにする必要があります。
歯ブラシは、歯茎から出血することがありますから、共用すると感染する可能性がないとはいえないので、避けるようにします。
かみそりについても、肌から出血する恐れがありますので、共用しないようにします。
血液以外にも、唾液でもC型肝炎に感染するのではないかと考える人もいるかもしれませんが、基本的に唾液でC型肝炎に感染するということはありません。
C型肝炎があるからといって、あまりにも神経質になる必要がありませんが、出血の恐れがあるものに関しては、ある程度の注意が必要になってくると考えられます。