最近では、ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)の感染も、胃がんを起こりやすくすることがわかっています。
胃がんの原因とされるピロリ菌は、胃の粘膜に作用して胃の中にある尿素を二酸化炭素とアンモニアに分解する酵素を作ります。アンモニアは、粘膜刺激,腐蝕性があり,胃壁を傷つけてしまいます。
この状態が長く続くと、胃はダメージを受けてしまい、十二指腸潰瘍や胃ガンを引き起こす原因になります。
他にも発ガン性のある食品添加物があります。日本人の食品添加物摂取量は、1人あたり1日平均で約11グラムと推測されています。
1年間にすれば約4キログラム、50年間で約200キログラムもの食品添加物を口にしていることになります。注意したほうが良いと思われる食品添加物には次のようなものがあります。
注意すべき食品添加物
赤色2号 着色料 菓子、清涼飲料水、洋酒、冷菓 発ガン性、アメリカで使用禁止
赤色3号 着色料 和洋菓子、かまぼこ、福神漬け、イチゴ、粉末食品 ドイツ・ポーランド・アメリカで使用禁止
緑色3号 着色料 お菓子、清涼飲料水 ラットで発ガン、染色体異常、EC諸国で使用禁止
青色1号 着色料 お菓子、清涼飲料水 発がん性、EUで使用禁止
赤色104号 着色料 かまぼこ、ソーセージでんぶ・菓子など 遺伝子損傷、変異原性・染色体異常、発ガン性のため多くの国で使用禁止
赤色105号 着色料 かまぼこ・ウインナー・菓子・さくらんぼなど 発癌性の疑いがあるので諸外国では使用禁止です。甲状腺や肝臓に影響が出る可能性あり。
赤色106号 着色料 ハム、ソーセージ、福神漬け、味噌漬け、さくらえび 遺伝子損傷・変異原性・染色体異常、発ガン性のために多くの国が使用禁止
赤色102号 着色料 漬け物、たらこなど 発がん性、ベルギー・カナダ・アメリカで使用禁止
コチニール色素 着色料 清涼飲料水、冷菓、菓子類、ハム、ソーセージ、イチゴ牛乳、ファイブミニ、キャンデー、ジャム、カマボコ DNA や染色体に損傷を与え突然変異を起こす性質あり(変異原性)。
サッカリン・サッカリンナトリウム 甘味料 清涼飲料水、ガム、漬物、アイスクリーム 低純度のものは発ガン性(子宮ガン・膀胱ガン)・カナダで使用禁止
アスパルテーム 甘味料 パルスィート、清涼飲料、ガム、アイス、ゼリー リンパ球の減少・動物実験で脳に腫瘍、、妊婦は特に注意
ソルビン酸カリウム 保存料 かまぼこ、イカ・タコの薫製品、佃煮、煮豆、ジャム、ケチャップ、みそ、たくあん 染色体異常・亜硝酸ナトリウムと一緒に摂ると発ガン性物質ができる
プロピレングリコール 保存料・品質保持剤 生めん、イカ・タコの薫製品、たらこ、ジャム、ケーキ、チ-ズ、ギョーザの皮、など 染色体異常・発ガン・肝臓、腎臓障害・ドイツでは使用禁止
亜硝酸ナトリウム 発色剤 ハム、ソーセージ、ベーコン、コンビーフ、いくら、すじこなど 強い毒性があり、吐き気、下痢、貧血、中枢神経麻痺など。遺伝子にキズ。強力な発ガン物質。
プチルヒドロキシアニソール(BHA) 酸化防止剤 バターなどの酸化防止剤 動物実験でガンがでて禁止になったが、米の圧力で禁止が無期延期に。
臭素酸カリウム イーストフード パン FAO/WHOで小麦処理剤として不適との発表、パン以外は使用禁止。