胃は、食べ物を消化する働きをする場所であることから、
食生活との関わり方も深く、
胃がん予防には食生活が大きく影響しています。
ですから、胃がん予防の1つとして、
食生活を見直してみましょう。
まず、胃がん予防には、塩分を控えることが大切です。
塩分の過剰摂取は、胃の粘膜を傷つけてしまいます。
この状態を繰り返すと、胃に負担がかかり、
ガン化することもあります。
そして、喫煙、多量のアルコール摂取も、
できるだけ控えましょう。
これらも、たばこを吸わない人や、
お酒を飲まない人に比べ、
胃がんのリスクを高めます。
その差は、約3倍から5倍と言われています。
そして、焦げた食品や、
カビの生えた食品も、避けるようにしましょう。
これらの胃がんの原因となるようなものを避け、
予防効果のあるものを積極的に摂取することで、
がんを予防することにつながります。
がんの予防に良いとされる野菜を、
たくさん食べることも、お勧めします。
野菜に含まれるビタミン、βカロチンなどは、
活性酸素の発生を、抑える効果があります。
野菜を良く食べる人は、食べない人に比べ、
胃がんの発症率が、半分以下となっています。
また、果物においても、食べる人の方が、食べない人に比べ、
がんの発症率が約30%低いというデータがあります。
このように、食生活を見直すだけでも、
胃がんの予防効果は、かなり高まります。