子宮頸がんの1a期の治癒率は約92.5%といわれています。
治療方法は手術が基本で円錐切除術や単純子宮全摘出術、準広汎子宮全摘出術などが行われます。また、1a期の場合はレーザを照射してがん細胞を死滅させる光線力学療法などもあります。
1a期と単純子宮全摘出術について単純子宮全摘出術とは子宮だけを切除する方法で、1a期で子宮頸がんで妊娠を望んでいない方などに行われます。
単純子宮全摘出術には腹式と膣式があり、腹式はおなかを切りますが、膣式では膣から行う手術です。患者さんの負担としては膣式の方が負担が軽い上に、腹膜炎や腸閉塞などの合併症の可能性も低いです。
1a期の子宮頸がんの場合はリンパ節転移の可能性も低いため、単純子宮全摘出術によって終わります。