子宮頸がんの3期の治癒率は約36.7%、4期の治癒率は約14.8%といわれています。
3期や4期では放射線療法、化学療法、免疫療法などがあり、放射線療法がまず第一選択として行われます。
この放射線療法では遠隔からの外照射と膣からの膣内照射を組み合わせながら治療を行います。
また、治癒力を高めるために化学療法や免疫療法なども行われることがあります。
子宮頸がんの放射線療法による後遺症など治療中に出る合併症としては、皮膚炎、食欲不振、下痢、嘔吐などです。嘔吐や悪心といった放射線宿酔は治療後1週間後ぐらいで治まるといわれています。
そして放射線療法による治療後の合併症には、放射線膀胱炎、放射線腸炎などによる頻尿、血尿、下痢、血便などがあります。このような合併症は治療後2~3週間後などにあらわれやすいですが、通常は治まります。