すい臓(膵臓)がんの手術もできない場合,免疫細胞療法も一つの選択肢ですが,なかでも活性化自己リンパ球療法は高度先進医療として8カ所の大学病院が指定を受け,実施しています。
免疫療法は特別治療費として全額負担となりますが,診察や検査,入院費などは保険の適用を受けられます。
免疫細胞療法の最大のメリットは副作用などがほとんど見られないということで,手術,放射線治療,抗がん剤治療と併用することもできます。
新しい免疫細胞療法の一つである樹状細胞療法に限れば東京女子医大病院,東北大学病院、福島県立医大病院,京都府立医科大病院などで臨床試験として実施されています。