食道がん発症のリスクを高める原因「飲酒・喫煙・遺伝子タイプ」
食道がんになるリスクが高くなるのは、「飲酒」「喫煙」「遺伝子タイプ」の3つが重なった人。
こんな研究結果が出されました。
大阪大学と九州大学の共同研究によるもので、「飲酒」「喫煙」が高リスクなのはすでに知られていますが、問題は3番目の「遺伝子タイプ」。
遺伝子タイプとは、体内のアルコール処理能力が高いタイプか低いタイプかという意味です。
お酒を飲んで体内に入ったアルコールは、酵素の働きで「アセトアルデヒド」に分解され、別の酵素の作用で、無毒の「酢酸」に変わります。