受診日は、できれば女性ホルモンの影響が大きい月経日前は避けて、月経後1週間前後がいいでしょう。乳房は月経前には張りやすかったり、しこりのようなものが出来やすかったりします。
この状態でも診察は出来ますが月経前にできるしこりがあると、担当した医師も診察が難しくなるでしょう。正確な診断結果を出して頂くためにも、気を付けたいことですね。
それから乳房が最も柔らかくなるのは、月経後1週間以内だと言われています。乳房が柔らかいほうが、硬いものがあった場合は分かりやすいでしょうから、その観点からも1週間前後が受診日としては一番良いと思います。
服装は上半身は脱ぎやすいものにしましょう。正確な診察をするためには、上半身は裸にならないとダメだからです。診察は、問診に始まり、視診、触診となります。その後は、各医師の判断で機材を使った診察に移ると思います。(マンモグラフィや超音波検査など)
問診は聞かれたことに落ち着いて正確に言いましょう。動揺する必要はまったくないのですから。医師は協力者です。気が付いたことや少し気に掛かるということがあれば遠慮なく言うようにしましょう。
それを聞いて、医師が何かに気付くことがあるかもしれません。視診、触診でも自分が気付いたことや痛みがあればドンドン言うようにしましょう。言って得をすることはあっても、損をすることは何もありません。