運動不足の人は大腸がんになりやすいのは確実なようです。加えて内臓脂肪の多い人はリスクが高くなります。
内臓脂肪が増えると動脈硬化やガン発生を抑制するアディポネクチンの生成をしにくくなって、そこに肉食がさらに重なると上皮細胞を脂や肉を食べた際などに発生する発がん物質に攻撃されて、上皮細胞の遺伝子が傷つき、ガン化するのです。
逆に運動することで内臓脂肪が少なくなりアディポネクチンが活発に生成され、さらに運動によって腸の動きが活発になり、便の便通時間が早くなるので発がん物質や胆汁酸と腸壁が接触する時間が短くなり、その結果がんの発生率が低下するといった考えがあります。