大腸がんは年齢・性別の違いで、発生率の違いはあるんでしょうか。
大腸がん全体の男女の比率では、男性1.6:女性1.0と、男性の方が多く発症しています。
大腸がんのうちの、直腸がんは男性に多いですが、結腸がんは女性に多いです。
男性だけで見てみると、大腸がんは胃がんに次いで第2位になっています。
女性の場合は、大腸がんはがんのなかでも第1位です。
女性も、男性も、がん全体でみると大腸がんの発生率は高いです。
また、年齢別に見ると、大腸がんは男女ともに、60歳代の方の発症率が高くなっています。
次に、70歳代、50歳代と続きますが、年齢が高くなるにつれて、大腸がんの発症率も高くなっています。
大腸がんの大きな原因のひとつは食生活といわれています。高齢者より若い人たちの方が、脂肪分の多い生活をしているともいえます。