肺がんの化学療法

ここ数年のうちに抗がん剤が数種類発売になり、従来ビンデシン、マイトマイシンなど限られた薬剤しか使用できなかった時代とは様相を異にしています。
 新薬剤は今までの薬剤よりわずかながらも抗腫瘍効果が優れていることは実証されています。
 シスプラチンまたはカルボプラチンと、これらの薬剤と組合わされて投与されることが普通です。
 抗がん剤の副作用には薬物アレルギー、消化器症状(嘔気・嘔吐)、血液毒性(白血球減少・貧血・血小板減少)、肝障害、肺障害、腎障害・心毒性、末梢神経障害(しびれ)、便秘・下痢などがあります。