肺がんの腫瘍マーカーの利点・欠点

腫瘍マーカーは正常な細胞からも多少はつくられますが、がん細胞から特に多くつくりだされるたんぱく質や酵素で、がんの有無や種類、進行状態を示す指標となります。
腫瘍マーカーの検査は、一般に血液を採取するだけで用意に検査できるため広く普及しています。また、腫瘍マーカーの数も50を超えるまでになっています。
肺がんでは腫瘍マーカーの数値を調べることで手術後の取り残しがないか、抗がん剤や放射線治療の効果があったか、再発の兆候がないかなどをおおよその目安として判断することができます。
腫瘍マーカーの検査は採血するだけで簡便な方法ですが、いくつかの不確実な面もあります。
腫瘍マーカーは偽陽性を示すこともある
ある程度肺がんが進行しなければ陽性(高い値)を示さないことがある
進行肺がんでも陽性にならないこともある
複数の臓器でつくられるためがんがある臓器を特定できない

そのため、腫瘍マーカーが高い値を示した場合でも、がんの疑いがあるに過ぎず確定検査には画像検査などを平行して行う必要があります。腫瘍マーカーが高値というだけではがんの確定診断はできません。
    

肺がん 腫瘍マーカー

肺がんの腫瘍マーカーはある型のがんを持った患者さんの血液、尿、身体組織中に、正常より高い量にしばしば検知することができる物質です。
 腫瘍マーカーは、腫物自体によって、あるいは肺がんの存在やある良性の状態で身体によって生産されます。
 この事実表は、血液で見つかったいくつかの腫瘍マーカーについて記述します。
 レントゲン写真を撮る、あるいは他の検査を施行した時に、いくつかの型のがん(癌)の発見や診断するための、腫瘍マーカー値の測定は有用でありえます。
 しかしながら、腫瘍マーカー値の測定だけでは次の理由のためにがんを診断するのには十分ではありません.
腫瘍マーカー値は良性の状態で上昇することがあります。
腫瘍マーカー値は肺がんを持ったすべての人、特に病気の初期段階で上昇するとは限りません。
多くの腫瘍マーカーは特別の型のがんに特有ではありません。腫瘍マーカーの値は、複数の型のがんで上昇することがあります。
肺がん診断における役割に加えて、腫瘍マーカー値は医者の適切な治療計画を補助するために治療前に測定されることがあります。
いくつかの型のがんでは、腫瘍マーカー値が、病期を反映し、病気が治療にどれくらいよく効くかを予測することに役立ちます。
 患者の治療に対する効果を監視するためにも、腫瘍マーカー値は治療中に測定されるかもしれません。
 腫瘍マーカー値が下降するか正常に戻る場合、それはがんが治療にうまく効いていることを示すかもしれません。
 腫瘍マーカー値が上昇する場合、それはがんが成長していることを示すかもしれません。最後に、治療が終わった後、、再発を調べる経過観察の一部として腫瘍マーカー値の測定は使用されるかもしれません。
 現在、腫瘍マーカーの使用は主に、がんの治療に対する効果を評価し、再発を発見することです。科学者は、がんの早期発見と診断における潜在的な役割ばかりでなく、腫瘍マーカーの前述の用途も研究を続けています。
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