子宮内膜症の薬物治療:待機療法

待機療法とは、様子見をするということで、経過観察を行ないます。
経過観察とは、定期的に病院へ通院して、血液検査や超音波断層法などで子宮内膜の進行具合を診るものです。
通常初診の段階で、数ヶ月の待機療法が行なわれ、子宮内膜症の進展具合で、更なる治療計画が立てられますが、症状の重篤度によって、用いられる検査方法が大きな問題となります。
日本では、アメリカのように確定診断を下すところまで、明確な検査に関する指針がないため、産婦人科医によっては、精密検査を行わずに、無為に長期間の待機療法を行って、治療のタイミングを逸する事も、間々有ります。このような問題は、ひとえに確定診断の指針が確立されていない事が原因です。
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大腸がんの予防:食物繊維

食物繊維には動物性食物繊維と植物性食物繊維とがあり、それらは成分が消化されずに大腸へとたどり着きます。
この2つの食物繊維のうち便秘の解消に役に立つのは植物性のほうで、水に溶ける水溶性と水に溶けない不溶性とに分けられます。
水溶性はコンニャクや果物や海藻に多く含まれ、これらはコレステロール値や血糖値を下げ、また腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれます。
一方、不溶性は豆類や野菜やキノコ類に多く含まれ、これらは水分を吸収して便のカサを増やしたり、大腸を刺激してぜん動運動を促進してくれたりします。
大腸がんの予防には便を溜めないということは大切なことなので食物繊維を摂るということは重要ですが、現時点では大腸がんの予防は証明されたわけではありません。
しかし食物繊維は大腸がんの予防だけでなく、健康効果をもたらしてくれます。
成人1日に必要な食物繊維はおよそ20gです。
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前立腺がんの骨転移

前立腺がんは骨に転移しやすい病気です。
高カルシウム血症の治療に使用されていたビスホスホネート製剤という薬が、多くのがんの骨転移に有効で
あることがわかっています。
骨には、造骨細胞という骨を作る細胞と、破骨細胞という骨を再吸収する細胞があり、正常な骨では2つのバランスがとれています。
ビスホスホネート製剤は、破骨細胞を抑える働きがあります。
前立腺がんが骨に転移すると骨が弱くなり、骨折しやすくなるので、この製剤を使って、骨を壊す細胞を弱めることで、骨を固めてがん細胞の骨の増殖を防ぐという方法です。
ビスホスホネート製剤の中でもゾレドロン酸という薬がもっとも高い効果を発揮するということがわかってます。
こちらは抗がん剤に比べると、副作用ははるかに少ないため、骨転移が多い患者には有効かもしれません。
もともとは血液中のカルシウムの量を減らす薬なので、場合によっては、他の薬で血液中のカルシウム量を補う必要も出てきます。
実際に体に投与する際は、15分以上かけて点滴を打ち、3~4週間に1度のペースで体内に投入していくことになります。
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腎臓の病気:巣状糸球体硬化症

巣状糸球体硬化症とは
巣状糸球体硬化症とは、腎臓の糸球体の一部が硬化する事により起こる病気で、糸球体そのものの異状に原因があるものと、別の病気が起因して糸球体に異状が生じるものの、2種類があります。
症状によっては、微小変化型ネフローゼ症候群と区別が難しい場合もあります。
巣状糸球体硬化症の特徴
別の病気が起因して糸球体に異状が生じるものは、原因によってさまざまな経過を取りますが、糸球体そのものの異状に原因があるものは、高度のたんぱく尿・低たんぱく血症・脂質異状症・むくみ・血液凝固能の亢進などが見られ、血尿、高血圧などの症状もあらわれます。
巣状糸球体硬化症の治療
巣状糸球体硬化症の治療としては、安静が必要で、あと塩分と脂質の制限、高カロリー食の摂取などに配慮した食事療法、それと利尿薬、抗凝固薬、副腎皮質ホルモン剤、免疫抑制剤などの薬物療法などになります。
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乳がん治療の有名病院:北海道・東北

北海道 2病院
札幌ことに 乳腺クリニック
★診療科目 外科
北海道札幌市西区琴似2条2-5-15 ℡011-622-2221 
親身に相談やケアをしてくれる病院として、地元でも評判の良い病院。乳がん手術はもちろんのこと、良性乳腺疾患全てを対象としており、訪れている人も多い。
国立病院機構 北海道がんセンター
★診療科目 乳腺外科
北海道札幌市白石区菊水4条2-3-54 ℡011-811-9111 
北海道内では乳がんの手術件数(2005年度)はトップ。乳がん、甲状腺がんは札幌市内では有数の症例数を経験しており、放射線科など他科との強力で再発後(骨転移・肺転移・肝転移など)の治療も充実。
青森県 1病院
八戸市立市民病院
★診療科目 外科
青森県八戸市大字田向字毘沙門平1 ℡0178-72-5111 
乳がんの手術は年間100例強で、青森県ではトップ。患者のニーズにあわせて可能な限り乳房温存療法(乳腺部分切除 + 腋窩リンパ節郭清 + 残存乳房照射)を行うようにしており、温存できない場合でも形成外科との連携により乳房再建の相談に応じている。
岩手県 1病院
岩手県立中央病院
★診療科目 乳腺外科
岩手県盛岡市上田1-4-1 ℡019-653-1151
2004年10月に新しく開設され、乳癌をはじめ、乳腺の良性腫瘍、乳腺症、乳腺炎など、乳腺に関する疾患全般について診療を行なっている。手術件数は県内トップクラスで手術の約85%に乳房温存手術を行っている。
宮城県 2病院
東北公済病院
★診療科目 外科
宮城県仙台市青葉区国分町2-3-11 ℡022-227-2211 
乳がんの手術を受ける患者が多い病院として知られており、手術を受ける患者の約2/3がいわゆる乳房温存手術を選択している。乳がんの治療において必要に応じて化学療法を併用し、より根治性の高い治療を目指している。
東北労災病院
★診療科目 乳腺外科
宮城県仙台市青葉区台原4-3-21 ℡022-275-1111
厚生労働省より仙台医療圏のがん診療拠点病院に指定されるとともに日本乳がん学会より専門医医療機関にも指定されており、乳がんの専門医資格を有する医師をはじめ乳がん診療のベテラン医師が揃っている。
秋田県 1病院
中通総合病院
★診療科目 乳腺内分泌外科
秋田県秋田市南通みその町3-15 ℡018-833-1122 
秋田県では最も乳がん手術件数の多い病院。最新の医療機器により乳がんを早期に診断し、また治療面では乳房の温存を心がけており、最近数年間は乳房温存の割合が70~80%と高率になっている。
山形県 1病院
山形県立中央病院
★診療科目 外科
山形県山形市大字青柳1800 ℡023-685-2626 
山形県下で乳がんの手術件数が最も多い(2005年度)病院。山形県では最初に「地域がん診療拠点病院」として指定された病院で、地域における診療連携の拠点病院としての役割を果たし、地域がん医療水準の向上に務めている。
福島県 1病院
福島県立医大病院
★診療科目 乳腺外科
福島県福島市光が丘1 ℡024-547-1111 
星総合病院と並び福島県下で乳がんの手術件数が最も多い(2005年度)病院の一つ。乳腺疾患全般を担当しており、年間約100例の患者が最先端の治療を受けている。

食道がん治療の有名病院:北海道・東北

北海道 3病院
恵佑会札幌病院
★診療科目 外科
北海道札幌市白石区本通14北1-1 ℡011-863-2101 
北海道を・東北エリアでは、食道がんの手術件数は断然トップ。豊富な経験に基づいた診断と治療を行っている。
函館五稜郭病院
★診療科目 外科
北海道函館市五稜郭町38-3 ℡0138-51-22951 
消化器消化器系疾患の症例が多く、治療内視鏡も含めて、内視鏡検査件数は道南地区でも最多。内視鏡を用いた診断と治療のほぼ全てを行い、高いレベルでの成績を上げている。
国立病院機構函館病院
★診療科目 外科
北海道函館市川原町18-16 ℡0138-51-6281 
食道がんに対し、内視鏡、レントゲン、超音波、CT、MRIなどを用いた最新の診断・治療を駆使。
青森県 1病院
弘前大学病院
★診療科目 外科
青森県弘前市本町53 ℡0172-33-5111 
最先端の医療技術を積極的に開発・導入して外科治療のレベルの向上を図るとともに患者のQOL(生活の質)の改善を第一として診療を実施。県下では食道がんの手術件数が最も多い(2005年度)病院。
宮城県 1病院
国立病院機構 仙台医療センター
★診療科目 外科
宮城県仙台市宮城野区宮城野2-8-8 ℡022-293-1111 
食道がんの放射線化学療法を得意としている。手術難易度の高い、高度に進行した食道がんの症例に対しては、根治性と安全性を両立させる手術を積極的に行っている。
秋田県 1病院
秋田大学病院
★診療科目 消化器内科
秋田県秋田市本道1-1-1 ℡018-834-1111 
食道がんの一部に対して、開腹手術することなく、内視鏡で癌を切除・治療している。食道がんの手術件数は年間45件(2005年度)と、県内では最も多い。
山形県 1病院
山形県立中央病院
★診療科目 消化器内科
山形市大字青柳1800 ℡023-685-2626 
山形県では食道がんの手術件数が最も多い(2005年度)病院。食道がんに対し放射線化学療法を施しており、年間十数人の患者が治療を受けている。
福島県 1病院
福島県立医大病院
★診療科目 消化器外科Ⅰ
福島県福島市光が丘1 ℡024-547-1111 
福島県下で食道がんの手術件数が最も多い(2005年度)病院。進行度に応じた適切な手術、化学療法、放射線療法、免疫療法を実施。

胃手術後の障害:栄養障害

胃の切除によって栄養素の消化・吸収が阻害されると、下痢や体重減少などを招きます。
排便の状態は、消化・吸収の状態を反映するものです。
胃を切除すると、食物がきちんと攪拌されずに小腸に送られてしまい、小腸の働きが不十分になります。結果として大腸の通過時間が短くなり、下痢を引き起こしてしまうのです。
特に全摘の場合は、飲み込んだ食物が直接小腸に達するわけですから、消化吸収障害を起こしやすいのは当然といえば当然です。手術後の1ヶ月は、特に下痢を起こしやすい時期といえます。
下痢については、まず脂肪分の多い食品や牛乳、乳製品を控え、整腸剤や消化剤などを服用します。
胃の切除手術を受けると、程度の差こそあれ体重の減少を招きます。肥満傾向にあった人は、体重がある程度減少することで生活習慣病の大きな危険因子を取り除いたことにもなりますが、病的な状態になってしまった時は問題です。低タンパク血症、浮腫、血清コレステロールの低下などがみられます。
消化吸収障害は、疲れや脱力感の誘因にもなりますが、これらの症状は栄養不足に加え、多分に心身症的な側面ももっています。胃の切除というハンディを背負ったことによる軽いうつ状態が、だるさの原因となることがあります。
日常生活の注意点
胃切除後症候群は適切な治療によって、ある程度軽減させることが出来ますが、大きな鍵を握るのは、患者本人の術後管理です。
切除前のからだの状態、切除方法、そして術後の回復度によって、症状の現れ方は個人差がでます。自分にはいつどうような症状がでやすいのか、何を食べた時、何を飲んだ時に起こるのかきちんと把握し、それに合わせた食習慣をつくることが大切です。
食べ物は十分に噛むようにします。
一口50回を目標に、少しずつゆっくりと食べましょう。十分噛むことは、下痢の予防にもなります。
暴飲暴食は厳禁です。1回の食事量については、自分の適量を把握しましょう。
食べ過ぎないように、常に腹6~7分目を目安にします。
からだに取り入れるエネルギーと消費するエネルギーのバランスをとり、ウォーキングなど適度な有酸素運動を続けて骨量と筋肉量を増やし、体重の増加を図ることも大切です。
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