子宮内膜症の不正出血

子宮内膜症になると、不正出血が起きるケースが多くなります。
所謂過多月経なども、月経以外で起こる場合は不正出血の可能性が有ります。
不正出血は子宮内膜が消化器系の部位にできるとなり、、子宮に出来る場合とホルモンの影響が起きにくいために、生理とは関係なく不正出血として下血などを生じさせます。
卵道付近に出来た場合も同様で、不正出血もさることながら、不妊の傾向を帯びてきて、深刻な事態になります。子宮内膜の自覚症状は、ある程度症状が進行しないとでないものですが、不正出血の症状があった場合は、医療機関で診察を受けるようにして下さい。
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大腸がんと痔の違い

痔の出血
 じわじわと出血したり、便のまわりに血がつくことはありません。いぼ痔の場合は、排便時の便の通過によって排便直前に真っ赤な鮮血がパーッと出血するため、便器にポタポタと垂れたり、トイレットペーパーに血がついたりします。
 大腸がんの出血
早期の大腸がんでは出血が少量であるため気付きにくいのですが、少しずつじわじわと出血し続けます。出血量が増えると便のまわりに血がつくようになります。
出血の状態はガンの発生場所によって異なり、直腸がんの場合は肛門に近いために血便が多くなるほか、ケチャップのような粘血便になることもあります。
結腸がんでは出血してから排便までに時間が経つので、便の色が黒っぽくなります。
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前立腺肥大症の手術: 経尿道的前立腺手術

経尿道的前立腺手術は、尿道から内視鏡を挿入して、先端についているループ状の電気メスで前立腺の内側を少しずつ切除する手術です。
腹部を切開しないので、負担が少なく、前立腺肥大症の手術はこの方法が多いです。
前立腺を削ると同時に焼き固めるので、出血も少なめです。
削り取った組織は、いったん膀胱内に流し込み、切除終了後に尿道から取り出し、がんが無いかどうか組織検査を行います。
手術は腰椎麻酔で行い、1時間~2時間程度で終了します。
術後は、削り取られた尿道粘膜の保護と切除部の止血などのために、2日~7日間、尿道に先端で風船がふくらむようにした細い管を残しておきます。
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人工透析の方法:血液透析

血液透析は、体内にたまった老廃物を、1回に4~5時間かけて人工腎臓で除去し、血液をきれいにする方法です。
腕の動脈側と静脈側に針を刺し、チューブを通して血液を体外に取り出して、ダイアライザーと呼ばれる透析器に送って血液を浄化します。そして、きれいになった血液を静脈に戻します。
ダイアライザーは、直径0.2ミリほどの半透膜でできた中空糸を約1万本束ねたもので、周囲には透析液が流れています。血液が中空糸を通り抜けるとき、血液中の老廃物や水分、塩分、電解質などは透析液に移動して不要なものは取り除かれます。
血液透析のブラッドアクセスについて
血液透析を効果的に行うには、毎分約200ミリリットルの血液をダイアライザーに循環させる必要があります。これだけの血流量を確保するためには、血液の取り出し口をつくらなければなりません。
これを「ブラッドアクセス」といいます。
ブラッドアクセスは患者の命の綱であるため、これを良好な状態で維持することはきわめて重要となります。
シャントを長持ちさせるための条件
低血圧に注意する
穿刺の失敗をしない
感染症対策を怠らない
血流の保持に注意する  
内シャント
長期間の透析治療が必要になるとき、手首近くの動脈と静脈を手術でつないで血管を太くします。これを「内シャント」といいます。”シャント”とは短絡という意味です。
患者によっては静脈の血管が細い場合がありますが、そのときは人工血管を使います。
内シャントを長期間使用していると、血管が詰まって血液が流れなくなる異常が出てくるため、耳をあてて血液が流れているかを音で確認する必要があります。
なお、動脈と静脈をチューブでつないで皮膚の外に設置する「外シャフト」という方法もありますが、感染症を引き起こすことが多いので、現在ではほとんど用いられていません。
ダブルルーメンカテーテル
患者の血管の状態によっては、足の付け根の大腿動脈にカテーテルを刺してブラッドアクセスにする方法があります。
首に近い内頸静脈、鎖骨下静脈にカテーテルを刺すこともあります。
動脈直接穿刺
内シャントが詰まった患者には、前腕の動脈に針を刺してブラッドアクセスにすることもあります。他に心疾患を合併している場合に検討されます。
血液透析のデメリット(問題点)
透析治療のほとんどを占めている血液透析ですが、いくつかの問題点も存在します。血液透析を受ける人は前もって把握しておくとよいかもしれません。
毎回3~5時間の透析をする必要がある
針を刺すときに痛みがあり、跡もできやすい
透析中に頭痛、吐き気、筋肉のけいれんなどが起こる場合がある
食事制限・水分制限が厳しくなる
長期の透析は合併症を引き起こすおそれがある

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肝臓がんの診断方法

肝臓がんの診断には血液検査と画像診断法が行われます。どちらか一方だけでは不十分です。 また、血液検査や画像診断法を駆使しても「肝臓がん」と診断がつけられないこともあり、 その場合は針生検といって、肝臓の腫瘍部分に針を刺して少量の組織片をとり、顕微鏡で調べることも行われます。
<血液検査>(肝臓癌の検査)
肝臓がんの検査に使用される血液検査と基準値を示します。基準値は施設によって基準値が異なりますので詳しくは検査機関にお問合せ下さい。
◆GOT、GPT 基準値 GOT(AST) 13-35U/l,GPT(ALT) 8-48U/l
肝機能に異常がないかを調べるために血液中の「GOT(AST)」と「GPT(ALT)」の値を調べます。 こららは肝細胞に含まれている酵素で、肝細胞が壊されると血液中に大量に流れでてくるため数値が上昇します。 肝細胞がどの程度障害を受けているのかの指標になります。
◆血小板(Plt) 基準値 12-40万/ul
血小板は血液を固めるために必要な血球成分です。肝硬変になると血液の中の血小板が減ってきてしまいます。 肝硬変の進行具合の指標になり10万/ul以下に低下すると肝臓がんの発症率が高くなります。
◆アルブミン(Alb) 基準値 4.1-5.1 g/dl
アルブミンは血液蛋白の一部で肝臓でしか作られないため肝機能が低下してくるとアルブミンの数値も低下してきます。 著しく低下してくると腹水や浮腫みがでます。
◆総ビリルビン(T-Bil) 基準値 0.3-1.2 mg/dl
肝細胞に障害があるときにあがってくる数値で、血液中の総ビリルビンが増えると黄疸であるといわれます。
◆α-フェトプロテイン(AFP) 基準値 20 ng/ml以下
肝細胞がんのおよそ90%で陽性になる腫瘍マーカーです。元来は胎児の肝臓と卵黄嚢で 産生される糖タンパクで出生後には急速に低下しますが、肝癌になるとこのタンパク質の合成が活発になるため陽性になります。
◆PIVKA-II 基準値 0.1 AU/ml以下(肝臓がんの腫瘍マーカー)
肝細胞がんに特有の腫瘍マーカーで他の疾患では上昇することは少ないのですが、 ビタミンK欠乏の時にも上昇するのでワーファリンなどの薬を服用しているときにも上昇することがあります。
<画像検査>
◆超音波検査(肝臓癌の検査)
肝臓がんを早期に発見するうえで有効な検査になります。超音波診断装置を使用する検査で、 直径が1~2cm程度の小さな肝がんでも見つける事ができる確率が高く一般にも普及している検査です。
◆CT検査(肝臓癌の検査)
CT検査(CTスキャン)はいろいろな角度から体内の詳細な画像を連続的に撮影しコンピュータを使って 非常に鮮明な画像を得ることができます。超音波検査で調べきれなかった場合でもがんを見つけることができます。
◆MRI検査(肝臓癌の検査)
MRI検査は磁場を使っていろいろな角度から体内の詳細な画像を連続的に撮影する検査です。 放射線の被曝がなく超音波検査では見分けの付きにくいがんもMRI検査で診断できる場合があります。
◆肝血管造影検査(肝臓癌の検査)
足の付け根かの動脈からカテーテルと呼ばれる細い管を肝臓まで挿入し、造影剤を注入してエックス線撮影を行う検査です。
<肝生検>
超音波検査の画像で肝臓がんの位置を確認しながら、体表から細い針をさして癌の組織の一部を採取し顕微鏡で詳しく検査する方法です。
ただし、針を刺すとがんが回りに散ってしまう危険性があるため血液検査や画像検査で診断が付かなかった場合のみ行われる検査になります。
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乳がんと間違えやすい症状:葉状腫瘍

20~30代の人に比較的多く見られるころころとしたしこりです。
最初は線維腺腫に似ていますが、2~3ヶ月で急に大きくなります。葉状腫瘍には良性と悪性、どちらともいえないボーダーライン上のものがありますが、ほとんどは良性です。
悪性と診断されると乳房切除が必要です。葉状腫瘍の95%が治癒しますが、少数ながら遠隔転移することもあります。また、良性でも再発を繰り返すうちに悪性になることもあるので、葉状腫瘍は注意深く経過を見ることが必要です。
 
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