卵巣がんの原因

卵巣がんの発生数は年々増加していますが、卵巣がんは特に都心で生活する女性に多くみられる事から、ライフスタイルや食生活の欧米化が卵巣がんの原因の一つになっているのではないかと言われています。
ライフスタイルや食生活の欧米化により女性の初潮は早くなり、逆に閉経は遅くなっています。
一生のうちの排卵の回数が増えて卵巣が疲労する事が、卵巣がんになる原因の一つと考えられています。
卵巣がんになりやすい因子としては、下記のような原因が挙げられます。
1、家族に乳がん、卵巣がん、結腸がんになった人がいると、本人にも卵巣がんが発生する割合が高くなると言われており、特に2親等内に卵巣がんになった人がいると危険性は高くなると言われています。
2、妊娠した経験がない、もしくは妊娠した経験が少ない女性は、妊娠を経験した人よりも卵巣がんになりやすいといわれています。
3、妊娠中と似たホルモンの状態になる経口避妊薬(ピル)を服用している人は、経口避妊薬(ピル)を服用していない人よりも卵巣がんになりにくいと言われています。
4、加齢による高齢化も卵巣がんの発生に関与しているとされ、更年期とも重なる50代以降になると卵巣がんが発生する割合が高くなってきます。
乳がんや子宮内膜がんになった事がある人は、そうでない人よりも卵巣がんになりやすいとされています。
肥満、糖尿病、高血圧症、喫煙の習慣がある、動物性の食品をよく食べるなど、生活習慣の問題も卵巣がんの発生に関与していると言われています。
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