子宮がんの症状

子宮がんの症状のひとつとして、おりものの色や匂いがおかしいと思ったら、まず婦人科に行ってみましょう。
透明から白味がかっていて、やや酸っぱい匂いが正常なおりものと言われています。黄色、褐色(血が混じる)、緑色、うみがまじっている、などは何かしらの病気が考えられるでしょう。
進行した子宮がんの症状は、おりものの他に腰痛や下腹部痛、排尿が困難、さらに尿に血が混じる、排便障害、血便が出る、発熱や寒気、陣痛のような強い痛みなどとされています。
この状態の場合には、子宮だけではなく膀胱や腸に子宮がんの転移があるというサインの可能性があるようです。また、膀胱や直腸に穴があいてしまい、膣の中に尿や便が流れ込んでくることもあり、そうなるとひどい悪臭がすると言われています。
子宮がんの症状は、骨盤の中のあらゆる器官に転移しやすいと言われています。その後進行してしまうと、リンパに乗って全身にまわってしまう危険性があります。できるだけ初期のうちに発見することが大切なのです。
おりもののチェックが子宮がんのセルフチェックに有効と言われています。なかなか分かりづらいサインですが、がんを見逃さないためには大切なサインでもあるのです。
《症状まとめ》
子宮体がんの症状
不正出血(月経以外の出血・閉経後の出血は注意)
子宮頸がんの症状
不正性器出血(性交時に出血しやすくなります)おりもの(帯下(たいげ))が増える。進行がんでは下腹部痛、腰痛、下肢痛や血尿、血便、排尿障害が現れる

子宮がんの症状
閉経後(1年以上月経がない場合)や、閉経周辺時期の不正性器出血が特徴