B型肝炎の種類

【急性B型肝炎】ウイルスが約1~6ヶ月の潜伏した後、一時的に肝炎を発症します。人により症状や程度は様々といわれ、ウイルスに対し抗体が出来る人もいる一方、肝炎の症状である、黄疸や倦怠感が出る人もいます。
最悪のケースは、悪化し劇症化し(劇症肝炎)致命的になる場合もあるようですが、たいていの人は約2ヶ月ほどで完全に治癒するといわれています。
【慢性B型肝炎】
血液・生化学的な肝炎が約6ヶ月以上続くと、慢性といわれます。ほとんどが母子感染のキャリアで、B型肝炎の場合では急性から慢性へと移行する事まずないとされています。
生体免疫機能がB型肝炎ウイルスを肝細胞ごと破壊するため、炎症がおこり、B型肝炎へと移行します。たいていの人は約数年間の肝炎で獲得免疫により完治するようですが、約10%の人は持続性肝炎となり肝硬変や肝ガンなどにかかる可能性が高くなるといわれています。
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