胸のレントゲン写真の見方

肺がんの知識を得る前に、正常な肺についての知識をある程度深めておく必要があります。そうでないと、一体何の話か分からなくなってしまいます。
 胸のレントゲン写真やCTで目立って見える部分を覚えれば十分です。
下の写真と図に正常のレントゲンで質問の多い部分を示してあります。
 一番大きなポイントはレントゲンは自分の正面に立った人が半透明に見えていると考えるところでしょう。
 黒い部分はX線の通りやすい、つまり空気の多い部分。白い部分はX線の通りにくい部分、筋肉や脂肪、骨などです。
 中心にある白い部分を縦隔と呼び、心臓や大動脈があります。また、縦隔にはたくさんのリンパ節があります。
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