子宮内膜症と経血量

経血量は過多月経の目安になりますが、子宮内膜症になった場合は、月経時でなくとも経血が起こり、明らかに異常であると判断されます。
月経時の経血量が異常に多い場合、例えば昼夜を分かたず、タンポンとナフキンの併用を余儀なくさせられる程経血の量が多くなったり、おりもや血の塊が出てきたりする場合は、子宮内膜症を疑うべきでしょう。経血量が多くなることで貧血になったりもしますが、総じて経血量が月経を重ねる度に増えていきます。
子宮筋腫は症状が軽減する事は、生理のサイクルで増減はあったとしても、生理の同じ時期にくると同じような症状が出てきて、悪化していきます。経血量についても同じで、経血量が多いというよりも、多くなる傾向になって継続する場合に注意が必要と言う事です。
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