禁煙後10年で肺がんのリスクがなくなる

喫煙による肺がんの発生の危険度は、扁平上皮がんと小細胞肺がんが特に高くなっています。
禁煙をすれば、確実に効果はあらわれ、肺がんのリスクも減ります。
禁煙をしてから20分で血圧が正常になり、8時間くらいでは血液中の酸素濃度が正常になります。 24時間で心筋梗塞のリスクが減り、48時間では味覚・嗅覚が回復し始めます。
2週間から3ヵ月経つと循環機能が改善し、歩行も楽になり、1から9ヶ月では咳、疲労、息切れが改善されます。
肺がんのリスクが減少するには時間がかかりますが、5年で肺がんのリスクが半分に減り、10年で肺がんのリスクが非喫煙者と同程度になります。
たくさん吸ってしまったからと、諦めないで、ぜひ喫煙をして肺がんを確実に予防しましょう。
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