腎臓の病気:糖尿病性腎症

糖尿病性腎症とは
糖尿病といえば、生活習慣病の代表的な病気ですが、その合併症の代表的なものとして網膜症・神経障害・腎症がいわれます。
その腎症に当たるもので、糖尿病によって毛細血管・細小血管に異状がおき、多数の毛細血管・細小血管が集まった、糸球体もおかされ、硬くなり支障をきたすとかんがえられています。
糖尿病性腎症の特徴やその症状
初期は、たんぱく尿が出始め、症状が進むと恒常的なたんぱく尿とわずかなアルブミン尿が出始めます。
さらにネフローゼ症候群、腎不全へとすすみ、最終的には人工透析がひつようになります。
糖尿病性腎症の治療
糖尿病性腎症の治療は、腎症を発症する前に糖尿病の進行が進まないようにすることが肝心です。
血糖値のコントロール、低カロリー食、運動を基本に、薬物療法などで治療をして下さい。
ネフローゼ症候群、腎不全に進行した場合は、その程度に応じて、血糖値のコントロール、食事療法、薬物療法、透析療法などが行われます。
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