急性腎炎の症状

急性腎炎とは主に喉や鼻などの上気道の感染症が起きたとき、それに引き続いておこる腎臓の糸球体の炎症のことをいいます。
代表的な症状は、血尿です。尿の色がいつもよりも濁っていたり、赤褐色の色をしていたり、明らかに目で見てわかる場合もあります。
肉眼で判別できない場合もありますが、検査によって尿たんぱくがみられたり、むくみ、高血圧がみられることもあります。
急性腎炎は主に、喉の痛みを伴う風邪などをひいて、咽頭炎を起こした後に発症するケースが多く、風邪以外の病気でも同じような症状を起こすこともあります。

急性腎炎
の多くは子供に発症しますが、成人でも発症します。
子供が発症した場合はおよそ、80~90%が完治するといわれています。
急性腎炎を発症したおよそ半分の人が、慢性化するともいわれています。急性腎炎はおよそ5万人に2人の割合で発生する病気だと考えられています。
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