慢性腎不全の治療は早い段階から

腎機能が3分の1以下に低下した状態を慢性腎不全と呼びますが、現実にはこの時期にはかなり進行した状態で、むしろ正常の70%以下に低下すれば、慢性腎不全の予備群として適切な治療が必要となります。
一般に腎機能が1/3程度に低下した段階を慢性腎不全と呼ぶのは、ちょうどこの頃から、血液中にクレアチニンや尿素などの老廃物が蓄積するためです。