子宮がんの手術法:広汎子宮全摘出術

子宮、卵管、卵巣、腟および子宮周囲の組織と、骨盤壁のリンパ節を広範囲で摘出する手術です。
切除する範囲が大きいため、手術に伴う大出血や後遺症(合併症)がしばしばみられます。
後遺症には次のようなものがあります。
尿路損傷
腸管損傷
足の浮腫(むくみ)
リンパ嚢腫
尿管狭窄
尿路感染症
性交障害
便秘
      
子宮体がんのⅡ期、子宮頸がんのⅠb期・Ⅱ期で、手術の負担に耐えられる場合に適応されます。
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