肝臓がんの末期症状

肝臓がんの末期症状と闘われている方の闘病記を読むことがあります。肝臓がんの末期症状に自分が見舞われたら、どうなるんだろうと思うこともあります。
 肝臓がんは、進行してくると、突然の腹痛や貧血症状になることがあるようです。これらの症状がみられたばあいには、肝臓がんがかなり進んでいると思ったほうがいいということのようです。
 肝臓がんが破裂すると腹痛に襲われるみたいです。肝臓そのものが、病状がかなり進行してからでないと症状が出てこない「沈黙の臓器」というぐらいなので、いきなり腹痛などが出たりします。
 肝臓がんの末期症状に近くなってくると、腹水がたまったり、黄疸がひどくなったり、また、全身が衰弱してくることもあるようです。腹水がたまってくる度合いが多くなってくることから、週に1回は病院で腹水を抜いてもらう場合もあります。
 肝臓がんは、再発の可能性が高いがんとして知られています。
 切除術できれいに取り除いたとしても、3年後や5年後に再発する可能性は6割から7割近くになります。
 肝臓がんの末期症状では、骨に転移して痛みが言葉では言い表せないほど激しいということで、モルヒネで痛みをやわらげたり、神経ブロックで痛みを感じなくさせたりという対処療法もあります。
 ホスピス的な考え方も一方にはあって、常にそばにいて、触れたりさすったりしてあげるということでも、十分に痛みを緩和することもできます。
 いわゆる緩和ケアという方法も、一般的になっているようです。
 モルヒネは一種の麻薬ですので、神経混乱などの副作用も強く、肝臓がんの末期症状で使うか使わないかの考えも、今ではいろいろとありますす。
 また、漢方などを使う場合もあったり、民間療法を試すという場合もあるようですが高価です。