乳がんの症状1

乳房のしこり
乳がんは5mmぐらいから1cmぐらいの大きさになると、自分で注意深く触るとわかるしこりになります。しかし、シコリがあるからといってすべてが乳がんであるというわけではありません。
痛みのあるしこりのほとんどは「乳腺症」です。しかし、乳がんも大きくなると痛みを伴うことが多くなります。また、わきの下にできるしこりは、リンパの腫れであることが多く、そのほとんどが「良性」です。
しかし、「潜在性乳がん」といって、臨床的には異常が認められなくても、乳ガンがわきの下のリンパ節に転移している場合があります。
この癌は、乳腺内に発生した癌細胞の増殖よりも転移部位での増殖が速いのが特徴です。MRIなどの画像診断で発見されることが多くあります。